- 出来事について
「存在するのは、出来事と関係だけ」という結論の「出来事」について感じたことは、
出来事とは動きであるから時間が含まれている。
だから、時間がないとは、出来事がないというのに等しい。
なのに、著者は出来事は存在すると言っている。
だから、時間がないとはおかしい。
となる。書評を読んだだけでは書評者を評したものにすぎなくなるが、速報という意味はあるだろう。
- 関係について
「存在するのは、出来事と関係だけ」という結論の「関係」について感じたことは、
関係とは時間変化という意味だ。だから関係には時間が含まれている。
だから、時間がないとは、関係が無いというのに等しい。
なのに、著者は関係は存在すると言っている。
だから、時間がないとはおかしい。
となる。書評を読んだだけでは書評者を評したものにすぎなくなるが、速報という意味はあるだろう。
それに、「基本的な物理学における時間」なる時間の定義らしい書き込みも意味深だ。少し持って回ったような書評かも知れない。
- 「イタリア人は生きることを良く知っている」について
ローマ帝国を打ち立てたローマ市民の後裔たるイタリア人は、世界の頂点を極めて以来2000年、その経験を通して蓄積した生き方を生きているのだろう。
一度もそんな経験のない国民には無い心の余裕があるのだと思う。日常の利害得失、愛憎を離れて、考えることを真に楽しみたい人には恰好の生き方だと思う。
特に我々シニアには。
- 時間論について
時間論についてはいろいろ本があるようだが、イマイチはっきりしない。だが、凄く面白いテーマだと思うから、手に入れば読んでみたい。
・・・ただし、方程式抜きで。