映画「島の娘」

石井ト
本HPの「フォトグラフ」コーナーの「平成31年早春」の写真8で、小川明子の「波浮の港」にリンクを張ったが、その曲を聴いてる内に、歌詞が知りたくなり、 ネットで検索したところ、思ってもいなかったような素晴らしい動画を発見した。
それは、昭和8年製作の松竹映画「島の娘」である。
何といっても、「波浮の港」を歌ってる男声歌手の声がいい!小川明子どころではない。
あのころの男声歌手で思い当たるのは、藤原義江だが、コメント欄を見てるとそうではないとの書き込みがある。・・・誰だろう??? ・・・どうも録音状態から推して映画のスーパーからの音声ではなく、音を後付けしたもののようだ。それにしても、素晴らしい声だよね。後付けでもいいと思える。 有難いことだ。
そんな疑問もあるが、兎に角その動画を見て呉れたまえ。 ここをクリック下さい。 出てくる俳優は「江川宇礼雄」「坪内美子」だが、前者は知ってるが後者は見た記憶がない。
ネットでこの映画について調べたが出てない。・・・仕方ないのでとりあえず掲載することにする。 これから出かけるからだ。 歌詞は、動画にでているので、それを見てくれたまえ。・・・野口雨情の歌詞、中山晋平の曲、いいね! 映画もいい。
なお、歌詞のなかで、「ナジョナ心で・・・」とあるのは、「どんな気持ちで・・・」という意味だろう。・・・雨情って凄い!
その後、少し分かったことがあるので書き足そう。
それは、背景の映画「島の娘」についてである。 その映画のウイキペディアを発見したので、リンク張っておく。ここをクリック下さい
それに拠ると、この映画の主題歌は、小唄勝太郎の「島の娘」だった。「島で育てば娘十六恋心 人目忍んで主と一夜の仇情け・・・」と歌うやつだ。 従って、このページでリンクを張った先の動画は、「島の娘」を背景画として利用したもので、この「波浮の港」という曲とは関係が無いことが分かった。 「波浮の港」の背景画として「島の娘」なる映画を利用したものということだ。・・・うまく使ってるよね。でも、音質がかけ離れて今様なのは変だった。 騙すという意図はなかったと思われる。音楽を引き立てる目的だっただろう。
歌詞については、「二木紘三のうた物語」にあります。ここをクリック下さい
 
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