鎌倉附中同窓会

宇佐見輝子
早いものですね。鎌倉同窓会から一週間経ちましたか!
さて拙い、行って来ました俳句をお送りします。お暇があったら見て下さい。
 
一日目。
北鎌倉にて。
遠来の友待つ駅や聖五月
はつ夏の旅の初めの円覚寺
新樹雨旅の荷小さく古寺巡り
青しぐれ彼のおお鐘は見ず聴かず
緑雨あまねし東慶寺一巡り
 
江ノ電は今年110周年の節目の年です。
江ノ電の二駅古都の新樹光
 
ホテルの宴にて。
幼顔寄せ合いビール、酒旨し
涼やかに合唱提琴ハーモニカ
 
 
二日目。
大仏は伏し目におわす夏日かな
大仏の胎内に入る涼しさよ
風薫る長谷観音の仏頂面
 
江ノ島へ。
新緑の島へ一直線の橋
明け易し島の暮らしに島時間
一滴の醤油煙らす焼きさざえ
 
湘南海岸ドライブ。
波乗りの波に呑まるる現るる
裕次郎若大将の海炎ゆる
 
レストランにて。
カラフルに美味にイタリア夏料理
湘南の海や江ノ島夏がすみ
 
鶴ヶ岡八幡宮にて。
葉桜や宮の階より段葛
実朝も公暁も遠し銀杏の芽
 
小町通り散策。
薄暑光小町通りの人いきれ
夏蝶になって散り散り旅果つる
 
 
 
 
 
 
 
宇佐見さんの俳句にフィットする写真を撮っておられる方は、よければ写真をご提供下さい。 写真に俳句を載せてみますので。(HP管理者)
 
 
 
 
 
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