- 定義1:法とは、人間の良心の最低基準を言葉化したものであると定義する。
- チャットの仕方:
そうすると、戦争放棄論のチャットの仕方に2通りのやり方があることに気がつく。
- 1つは、先ず法ありきで、そこから出発して、戦争放棄論の善悪を論ずるやり方
- もう1つは、先ず良心のレベルで戦争放棄論の善悪を論ずるやり方
佐高八期会掲示板での戦争放棄論のチャットでは、徳永・山下両君の仕方は、前者のやり方で、小生のは、後者のやり方だった。
- チャットの仕方の特徴:
この2つのチャットの仕方の特徴は、a の方は博識が要るので玄人向き、一方、b の方は素人向きであることだろう。
何故なら、既に書いてあることから入るには知識が要るが、b の方は、良心に基づいた純粋な思考ができるからだ。
- チャットの仕方の選択:
若し、国民レベルの議論が必要なら、良心先行(b)のアプローチがよいと思う。
法在りき(a)のアプローチは、博識を披露し合うには適しているが、一般庶民の理解は得られないだろう。
- 結果の調整:
この2つのアプローチの違いで、結果に違いが出たら、その結果の取扱いには次の2つの仕方がある。
斯くして チャットの仕方 法在りき(a) 又は 良心先行(b)の何方にしろ、結果さへ出れば、後は専門家に任せれば文書化できる。専門家は調整作業は得意なのだから。
- 評価:
どちらの仕方でも、法整備はなされるが、良心先行(b)の方が安定性・実効性に優れているだろう。
法在りき(a)の方は、不安定で実効性が低いだろう。
- 結論:
わが国の現状は、こと憲法改正については、法在りき(a)でそれを通す(B) だろう。
私は、良心先行(b)で法を直す(A)方が正解だと思うが。
- 安全保障システム設計論:
若し、「結論」が(A)の方だったら、その後工程として安全保障法に関するシステム設計をどのように進めるべきか記してみる。
対象は、憲法、安保条約、安保関連国内法、などだが、これ等は、国、即ち国民の安全保障を目的としたシステムの各パーツとして捉えるものだ。
- 先ず、設計チームを作る。
- 5項で出来た文書を基に設計チームが基本設計をする。
- 評価チームを作り評価する。
- 基本設計をオーソライズする。
- 基本設計に基づき作業区分(パーツ)を決める。
- パーツ毎に詳細設計チームを作り詳細設計をする。
- 評価チームを作り評価する。
- オーソライズして施行する。
- メンテナンス(維持管理)する。
(B)の方は、旧システムがごたごたして継ぎ接ぎだらけのお化けシステムなので、ノーアイデァであり、ここでは触れない。
- 結言:
以上で、戦争放棄論から始まった改憲論を終わりとする。言いっ放しで後は知らない、ではなくした心算だが、どうだっただろうか?・・・でも、
何れにしろこのようなストーリーで展開するはずだ。