ギリシャ民謡「ヤロヤロ」
石井俊雄
7月3日(水)のNHKBsで「ナバロンの要塞」をやっていた。
録画したがずーっと見てなくて、昨日、やっと見てみた。
その中で、ギリシャのアンドラコス村での村をあげての結婚式での祝いのシーンがあるが、
素敵なギリシャのフォークソングが2曲入っていた。
2曲目の「ヤロヤロ」という曲が素敵だ。
歌詞は、映画の字幕から写したものだが、次のようなもの。
映画の当該シーンにリンクを張ってみた。
ギリシャの民謡なんて初めてで珍しいが、聴いた感想では、随分明るい曲だよね。
わが国の民謡とは随分違っている。
また、曲調がちがう。発声の仕方も、ハーモニーも。
やはりエーゲ海のカラッとした気候と日本海の黒々とした荒波の違いだろうか。
前者は開放的、後者は閉鎖的といえるかも。
どちらがいいとか悪いとかの問題ではない。好みの問題だ。もっと正確に言えば、好みの統計的平均値(文化)の為せる業といえるだろう。
・・・何れにしろ全然違っている。そこが面白い。
最後に、ナナ・ムスクーリので聴いてみよう。
ナナ・ムスクーリ、凄いね。歌唱力抜群だ。
全世界で300万枚以上のレコード、450枚のアルバムを発売し、
15カ国の言語(ギリシア語、フランス語、英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ラテン語、ポルトガル語、日本語など)
で約1500曲の歌を発表した。
また、世界中で230以上のゴールドおよびプラチナディスクを記録している。
世界で最も、レコードの売り上げが多い歌手の一人であり、その売り上げ枚数は、2億3000枚以上ともいわれる。
小生も若い頃こんな名前の歌手がいることを知ってはいたが、どうせギリシャの田舎娘だろうくらいの認識であったから、
今やこんなに有名かつ現役だとは知らなんだ。でも、実力あると思う。
当に男子三日会わざれば刮目して見よの女性版だ。
年齢は我々より4つ年上だ。
そんなわけで、ブズーキを使った曲をもう一曲聴いてお別れしよう。
「アテネの白い薔薇」というフォーク系の音楽だ。
なお、歌詞はここをクリックしてくれ給え。
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