シェナンドー

石井ト
今日は、朝から好天で、YouTubeを見てるうち素敵な音源にぶち当たった。
曲は、皆さんご存じのアメリカ民謡の「シェナンドー」。
編成は、ケルト音楽風の編曲で、女声ソプラノ、ヴァイオリン、ティンホイッスル、オーケストラだ。 ソプラノは、シセル・シルシェブー(Sissel Kyrkjebo)、ノルウエーが生んだソプラノ歌手だ。
百聞は一見に如かずであるから、講釈より聴いた方が早いので、リンク張ってみました。 ここをクリックして下さい
どうですか?! 歌詞を記しておきますね。
Oh, Shenandoah, I love your daughter,
Away, you rolling river.
Oh, Shenandoah, I love your daughter,
Away, we're bound to go
'Cross the wide Missouri.

Oh, Shenandoah, I long to hear you,
Away you rolling river.
Oh, Shenandoah, I long to see you,
Away, we're bound to go
'Cross the wide Missouri.

Oh, Shenandoah, I long to hear you,
Away you rolling river.
Oh, Shenandoah, I long to see you,
Away, we're bound to go
'Cross the wide Missouri.
『シェナンドー』(Shenandoah) - 19世紀アメリカ合衆国のフォークソング。
入植者とネイティヴアメリカンの酋長の娘との間に芽生えた恋を題材にしているとか。
一番だけ訳しておきます。
おお、シェナンドーよ、汝が娘を愛している、
行かねばならぬ、とどろく川を越え
おお、シェナンドーよ、汝が娘を愛している、
行かねばならぬ、逆巻く川を越え
広大なミズーリ河さへ越えて・・・行かねばならぬ
素敵なソプラノだよね。 それに編曲がいい。 特にいいのはティンホイッスルの使い方。奏者が誰かは不明。だが、素晴らしい。
セルテイック音楽風に仕上がっている。
若しかして、この曲を書いたのは、200年程前のアイルランド移民だったのではないだろうか。それとも同じ系統のノルディックだったかもと思う。 私は、根拠レスに黒人霊歌かと思っていた。・・・確か、西部劇のワンシーンで黒人ヴォーカルで聴いた気がした所為かも知れないが。
画面下に書き込みがあるが、それから次の箇所を抜粋しよう。次の通りだ。
Her crystalclear voice has made Sissel a national institution in Norway. Sissel has sung all over the world, selling over ten million solo albums. She contributed the haunting vocal tracks for the soundtrack to Titanic.
要するに、 「彼女の透き通った声は、シセルをノルウェーの国民的代表歌手にした。シセルは世界中で歌い1千万枚以上のソロアルバムを売っている。 彼女は、タイタニックのサウンドトラックの中の忘れ難いボーカルトラックに貢献した。」 とのことだから、その実力のほどが解るというものだ。
その「忘れ難いボーカルトラック」について、「シセル」のウイキペディアから次を引用しよう。
1997年には映画『タイタニック』のサウンドトラックで、ヒロインの回想場面で使用されるスキャットを担当するなどして、・・・
この映画の主題歌はセリーヌ・ディオンが歌った"My Heart Will Go On"(私の心は生き続ける)だが、 この他にシセルのスキャットが入ってたなんて知らなかった。 曲は"Auld Lang Syne" 日本名「蛍の光」だ。・・・調べたら確かに入っていた。
偶然だが、今日(11月5日)午後1時から、NHKBs3チャンネルで「シェナンドー河」が放送されることが今朝の新聞のテレビ欄でわかった。 この映画の原題は"Shenandoah"、1965年(昭和40年)制作のアメリカ合衆国の映画で、ジェームズ・ステュアート主演だ。
多分、既にみた映画だと思うけど録画予約しておいた。・・・なにその価値はあるさ! 半年もするとかなり忘れるから。1年でほぼ新作だ。
 
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