都心の花見

H24/4/5
石井俊雄
東京都心で花見をした。
石井浩四郎君の呼びかけに応えて。
桜は5分咲きだが、好天に恵まれ、前日の嵐の所為か埃も少なく、清浄な雰囲気の花見をする事ができました。
その時の写真を掲載しますので、よかったらご覧ください。
 
東京駅丸の内側の情景です。今、ドームの工事中。左端の若者は我々の連れではありません。
東京駅丸の内北口改札口で集合しました。その集合場所へ向かう道すがらのワンショットです。
丸の内駅舎は日本銀行なども手掛けた建築家辰野金吾(一八五四〜一九一九年)が設計しました。 空襲で屋根などが焼け、戦後の復興工事で二階建てになっていました。
辰野金吾は佐賀県唐津市の出身。素晴しいデザインですね。明治時代の実務家官僚に我が佐賀県人が非常に多かったそうです。 彼もその中の大きな一人でした。 詳しくはここをクリックしてください
 
 
東京駅丸の内側からの駅舎を背景に撮りました。
 
丸の内おあぞビル6Fの和食レストラン「子の日」で昼食。ランチタイムなので安くて美味かったですよ。 酒は3合瓶をとりました。店はかつてソニーの社長をされた盛田という方の創建だそうですので、 6種類ほどの提示された酒メニューの中から「盛田」を選びました。 結構、美味かったですよ。高かったけど。 佐賀で言えば、天山の「初花」か鹿島の「東一」というところかな。
 
和田倉橋の袂で撮りました。 石垣の曲線、素敵ですね。 写っている人もだけど。
この後、和田倉噴水公園を抜けて大手門から皇居東御苑に入りました。
 
皇居東御苑の中にある「百人番所」です。 建物の姿、素敵ですね。 奈良の正倉院由来の伝統的フォルムを受け継いだような感じがします。
 
ゆっくり歩いて「百人番所」や「天守台」などを見物したあと、北桔橋門(きたはねばしもん)を出て北の丸公園へと進み出ます。 門の名前は、この橋が跳ね橋にしてあり、戦時には橋を上げて通れなくする仕掛けだったことに由来するそうです。
大勢の人がいましたが、原因は、武道館で帝京大学の入学式があっていたためでした。
 
 
北の丸を清水門から出るとすぐ「千鳥ヶ淵」となります。そこで写しました。 後方の櫓は清水門の櫓です。
 
「千鳥ヶ淵」にて写しました。
 
千鳥が淵でボートに乗ってみました。初めての体験です。
井の頭公園では何回も乗っていますが、ここでは初めてのこと。満足!満足!
 
 
ボートから上がって、一番町の喫茶店で休憩しました。もう時刻は5時を20分ほど過ぎています。
窓の外を見ると下校する女学生が目立ちます。 近くには大妻や二松学舎、家政学院など女学校が多くあるせいでしょう。
そこで、ケーキセットをとって休憩後解散しました。 小生はそこから5〜6分歩いて都営地下鉄市ヶ谷駅に出て帰途につきました。
五分咲き、好天、人影まばらないい花見でした。
喫茶店のコーヒーが少し温かったのが気になると言えば気になります。 ・・・愛燦燦の気分かも知れません。
 
風散々とこの身に荒れて
思いどうりにならない夢を失くしたりして
人はか弱いか弱いものですね
・・・・
と歌いますから。
・・・思いどうりにならないものです。コーヒーでさえ。
 
 
 
 
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  • アップデート:24/4/5     [Return]