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東京駅発9:40分の「しおさい3号」に乗って、11:25分に、銚子駅改札口へ到着です。
その、駅構内からのショットです。
東京駅では、30分くらい時間があったので、駅弁を買いました。「山菜栗おこわ」です。
ラベルによると、山形県米沢市の松川弁当店、奥羽本線とともに百余年 創業明治32年、とありました。
能書きに相応しく、いい味でした。リピートしたいくらいでしたよ。ご参考まで。
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銚子は好天気の下、私たちを歓迎してくれているようでした。
駅を出たら、大通りが北へ伸びていて、その北方向を見たショットです。
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同じポジションで、今度は、西方角を見たショット。
左側に、駅舎正面が写っています。
予定では、レンタサイクルを借りる積りでしたが、駅舎内にある観光案内所で聞くと、
もう貸出して1台も残っていないとのこと。
その代わり、「岬めぐりシャトルバス」が、もう直ぐ出るとこだとのこと。
それで、慌ててそれに飛び乗りました。乗車賃は、1日乗り放題で500円です。・・・やれやれ。
ちなみに、このシャトルバスは、今の時期、土・休日限りの限定運行とのこと。
だから、日曜でよかったです。
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20分ほどで、犬吠崎灯台へ到着。
背景の海は太平洋です。撮影方向は、東向きで撮ったもの。
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灯台には登れました。説明盤によると、地上標高31.3m、
平均水面上52.3m、とありました。
数字でみると大したことはないようですが、実際登ってみると、とても高く感じました。
これは、出口から撮ったもの。ほぼ東方向のショットです。
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怖いのを我慢して撮った北方角のショットです。
写ってる弓なりの海岸は、君ヶ浜海岸。
今は写ってないが、帰り際には、誰かがサーフィンをしていました。
背景の町並みは銚子市の一部、銚子漁港なども含まれる景色です。
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灯台直下の海岸を撮ったもの。
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一旦、銚子駅前に戻って、休憩です。場所は、駅前にある「待合室」という名の喫茶店です。
何かおばちゃん達が月一度のお茶会を開いている様子も撮れてます。
そこで、コーヒーとケーキを取りました。
コーヒーも美味かったけど、ケーキが特に美味でした。
上高地の五千尺ホテルで食べて以来の濃厚な自家製チーズケーキの味でした。
そこで、和食の店を探しているがどこかいいとこないかと訊いたところ、
近くの、銚子さかな料理「かみち」、を勧められました。
小生が候補に挙げた店は、小声で、「そこは冷凍ものを使っている」とのことで、
地元ならではのありがたい情報でした。・・・こういう情報収集の方法、今後、参考になりそう。
そこを出て、念願の「山十」という醤の店へ行ってみました。でも、日曜はやってなくてがっくり。
でも、駅前から2〜3分のところにある「銚子セレクト市場」という特産品売り場で買い物をしました。
山十の醤2パック、木の葉パン、アオサととろろ昆布、かつを角煮、粉末ピーナツ、落花生、お徳用訳あり品、醤油の「千波」200ml、
ゆずみそ、などです。
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この後、もう一度シャトルバスに乗り、その終点にある、「地球の丸く見える丘展望台」へ行きました。
その展望台から西北西の方角を撮った写真です。
写っているのは風力発電の風車群。それと、手前の煙突は「ヒゲタ醤油」のもの。
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上の写真から、アングルを少し北へ振った北西方角のショットです。
写っているのは銚子市内と利根川と利根川に架かる「銚子大橋」です。
「銚子大橋」は、H型の橋脚が2本見えてます。
この方角を延長すれば、筑波山の方角です。
今日は、見えてませんでした。
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更に、カメラを東方角に振ると、犬吠埼灯台が捉えられます。もう、夕暮れ時。夕日に浮かんでました。
この「地球の丸く見える丘展望台」というところ、時間が余ったので行ってみる気になったもの。
でも、正解でしたよ。海抜100数十mの展望台から見た360度の景観、来て良かったと思えるものでした。
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シャトルバスで駅前に戻ったのは、5時9分。
そこから歩いて、すぐ近くの「かみち」で夕食です。
夕食は、思った以上に美味でした。久しぶりの大満足で当たりです。
小生は、「かみち上定食」、家内は「煮魚定食」を頼みました。
ネタがいいのか、とても美味かったです。
「かみち上定食」の魚は、天ぷらがえびとひらめ、さしみがかんぱちとまぐろ。
「煮魚定食」の魚は魴ぼう。醤油も良く、甘さもほど良くて、結構な味でした。
普通、ドンピシャというのは少ないのですが、そのドンピシャでした。また行きたいくらい。
ちなみに、支払いは、4千円弱程度でした。
そこで、デザートなど取ってゆっくりし、6時40分発の「しおさい16号」で帰宅しました。
天気も朝から午後までずーっとよく、食物も満足、いい旅でした。
銚子は住むにも良さそうなところのように思われました。
天気も、空気も、食も、人も、です。
やはり、住むなら海の近く、がいいかも知れません。
活気があって、長閑で、気取ってないのがいい。
今度、引っ越すなら、銚子にしようかな!・・・お調子ものと言われそうだが、
それを凌駕するものがあるようです。
倉町君はいいところに住んでます。・・・羨ましい!
少し書き足そう。
小生の「石井」という姓をネットで調べると、
「下総の石井氏は、源頼朝のとき千葉氏に従って肥前へ移り、数々の戦いの後、
肥前国佐賀郡与賀庄飯盛の飯盛城に入り居館を置いた。」とある。
その下総という国の東端に、銚子が含まれていることを知ったのは今日のこと。
色々、このレポートを書くために地図など調べてみて分かったことだ。
今までは、そんな海岸よりまで含まれるとは思っていなかった。
でも、そうなると、住みやすそうだ、という感じ方は、
数百年を遡った先祖返りかも知れないと合点が行かないでもない。・・・まさかだが。
でも、そう考えると歴史のロマンがあって愉快だよね。
更にネットの先を読めば、「佐賀県佐賀市本庄町鹿子上飯盛にある常照院は、
飯盛城跡に建つ石井氏の菩提寺」とある。
この寺は現役で、小生もそう遠くない時間の後、
お世話にならなければならない寺でもあるのだ。
だから、小生が、孫を洗脳してまで、この墓の維持にこだわる訳も解ってもらえると思う。
・・・最初は、そのような銚子との縁など、考えもしなかったが、
当地の心地よさに、何か先祖の地の為せる業かもと、空想をたくましくしてしまったことでした。
ところで、「佐賀市本庄町鹿子上飯盛」ってどんなに訓(よ)むか分かりますか?
念のため書きますと、「鹿子」は「鹿の子」。素敵な名前ですよね。
その名の雅にあやかろうとしたのが、「鹿子斑」(かのこまだら)。鹿毛に白い斑点のある模様から、
ある地色に白の斑点を散らした模様一般を指すようになったそうです。
でも、小生が「鹿子」と聞けば、直ちに浮かぶのは、和菓子の鹿の子。
東京では、浅草の「梅園」のが美味いようです。あそこのは、「うぐいす餅」も美味いけど。
ちょっと外れましたが、「飯盛」というのは「いさがい」と訓むのです。これも、いい訓だと思います。
・・・我が田に水引いちゃいました。
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