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家から歩いて数分のところにある「吹上しょうぶ公園」の雪景色です。
このとき、積雪は8cmでした。
撮影中はビニ傘をさしてましたが音がしました。その上に降る雪の降る音が。サラサラサラ・・・と。
それ以外は何の音もしません。
無音室ってこんな感じかな〜?という思いでした。
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家の前の通りの雪景色です。
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バス通りまで出ると、近くの中学校から帰る女学生の姿がありました。
百人一首の和歌を思い出します。
山里は 冬ぞさびしさ まさりける
人めも草も かれぬと思へば
です(源宗干朝臣)。
人っ子一人通らないと言いますが、本当は、広い荒野のようなところに、一人だけいる、というのが
孤独な静寂を強調するのではないでしょうか。
そんな気がします。
でも、今朝は晴天、澄み切った青空です。
人はあちこちで雪をかいていました。ガサガサ、ゴソゴソ、ガーガーと、賑やかなこと。
立春はすぎたのに。
あっちこち 雪かく音する 余寒かな
春は名のみの 雪明けの朝
でも、実のある春も近いのだから、新雪をしっかり踏んで前へ進もう。
となると、昭和17年の大映映画『新雪』主題歌を思いだすよね。
そう言えば、2〜3日前の朝日新聞に、「最近、昭和歌謡に人気が出ている」という記事が載っていたが、
それを聴きながら頑張ろう!
灰田勝彦
新雪 作詞:佐伯孝夫 作曲:佐々木俊一 |