山里の冬景色

H26/2/5
石井俊雄
 
 
昨日、朝早くは曇りでしたが、8時ころから小ぬか雨となり、10時ころには雪になりました。
だから、家の中で逼塞しておりましたが、4時ころ、雪景色を撮りに近くまで出かけた次第。
そのときの写真を掲載します。 よかったらご覧ください。
 
 
家から歩いて数分のところにある「吹上しょうぶ公園」の雪景色です。
このとき、積雪は8cmでした。
撮影中はビニ傘をさしてましたが音がしました。その上に降る雪の降る音が。サラサラサラ・・・と。 それ以外は何の音もしません。 無音室ってこんな感じかな〜?という思いでした。
 
 
家の前の通りの雪景色です。
 
 
バス通りまで出ると、近くの中学校から帰る女学生の姿がありました。
百人一首の和歌を思い出します。
山里は 冬ぞさびしさ まさりける
人めも草も かれぬと思へば
です(源宗干朝臣)。
人っ子一人通らないと言いますが、本当は、広い荒野のようなところに、一人だけいる、というのが 孤独な静寂を強調するのではないでしょうか。 そんな気がします。
 
 
でも、今朝は晴天、澄み切った青空です。 人はあちこちで雪をかいていました。ガサガサ、ゴソゴソ、ガーガーと、賑やかなこと。 立春はすぎたのに。
あっちこち 雪かく音する 余寒かな
春は名のみの 雪明けの朝
でも、実のある春も近いのだから、新雪をしっかり踏んで前へ進もう。 となると、昭和17年の大映映画『新雪』主題歌を思いだすよね。 そう言えば、2〜3日前の朝日新聞に、「最近、昭和歌謡に人気が出ている」という記事が載っていたが、 それを聴きながら頑張ろう!
灰田勝彦

新雪
作詞:佐伯孝夫
作曲:佐々木俊一

 
 
 
 
 
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