羽田〜佐賀 空撮
H28/11/15
石井俊雄
去る11月11日〜12日の間、墓改修と荷物整理で、佐賀まで行きました。
その時撮った空撮の写真です。よかったらご覧ください。
この日の関東は雨で、羽田空港も出発は雨でした。でも、飛び立って暫くすると、
雲を抜けたところにはさんさんと輝く日の光の世界がりました。
雨の地上と天空の光の世界、まさに隔世の感がありでした。
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9時55分羽田発佐賀空港行きに乗りました。
離陸後20分ほどして、ふと外を見ると、眼下に富士山の頂上が見えました。
飛行機の左側窓から見た富士山です。
こんなにうまく富士山の頂上が見えたのは初めてでしたので、慌てて撮影しました。(撮影時刻 10:37:32)
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同じく富士山頂(撮影時刻 10:37:44)
この後、少しばかり動画を撮りましたので、ご覧になりたい方は、
ここをクリックしてください。
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眼下に三本の川が一本に合流する映像です。
上から順に、木津川、宇治川、桂川です。一本になった川が淀川です。淀川は右方向に流れて行き大阪湾にそそぎます。
三本が一本になる辺りの下方に山がありますが、その山と淀川に挟まれた辺りが「大山崎」です。
戦国の頃、明智光秀軍と羽柴秀吉軍が戦った古戦場です。
明智軍はこの狭さく地で、北上する秀吉軍を迎え撃ちました。数では劣っていたからですが。(撮影時刻 11:00:54)
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中ほどに大阪港が、右端に、神戸港のマリンパークが写っています。(撮影時刻 11:04:22)
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九州に入ってきました。左翼席から見て、写ってる山は、左から、「根子岳」、「阿蘇山」、雲に隠れた「烏帽子岳」です。
(撮影時刻 11:41:06)
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翌12日、帰りは、佐賀空港15:45発、羽田行きです。
離陸前、垂れ幕を持った人が乗客にアピールしてました。
曰く「佐賀は、がばいよかとこやけんまたきてば〜い!」です。
私に言わせると、これは正調佐賀弁ではありません。「や」は不要です。いらんことして!!
しかし、アピールは素晴らしい!どんどんせんばよ!
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おまけに音楽を一つ。
ファッツ・ドミノの「ブルーベリーヒル」です。
この曲を聴きながらプレイバックするといいでしょう。
低音の伴奏が飛行機のエンジン音に聞こえて来て音楽にも乗れるから。
今年の3月亡くなった従兄弟で八期生の不破正典を思いだします。
音楽が好きで若い時はジャズに嵌っていましたから。
彼とはよく麻雀したものです。
その時使用した麻雀牌を荷物整理で発見し、記念に持ち帰ることにしました。
練牌だが裏面は本物の竹でできたものです。見開きのところには大きく「楊柳亭」とありました。
この牌、思えば、高取、石井義彦、馬場、井上、不破が握り締めたもの。記念にはいい。
その他、象牙の麻雀牌もありました。この牌を卓上で混ぜるとチャラチャラと軽い音がして、
まるで雀が啼くような声に聞こえることから、麻雀と名付けられたと記憶しています。
練牌では、まるでガチョウが啼くようだけど、記念にはなるでしょう。
もう一度、あの連中でやってみたいけど・・・叶わぬ夢ですね。残された者の悲哀です。
米国の理論物理学者でノーベル物理学賞を受賞(1965年)したファインマンが書いた回顧録
「ご冗談でしょうファインマンさん」を思い出します。
彼の妻アーリーンは、彼が27歳の時、結核で亡くなりますが、彼は、その時は涙が出なかったと書いています。
だが、数か月後、街を歩いていてふと目にとまったショーウインドーの中に、
亡き妻が好んだアクセサリーを見つけた時、どーっと涙が零れてきた、と書いています。
大事な人を亡くした悲しみとは、そんなものかもしれません。
麻雀牌を見つけて、それを思い出しました。
この回顧録の原題は、"Surely You're Joking, Mr. Feynman!": Adventures of a Curious Character。
副題の"Adventures of a Curious Character"がご本人のキャラ(性格)を明確に示していると思います。
ご本人は、金庫破りに熱中する話とか、
様々な言語の学習、生物学や哲学といった他分野の人々との交流やより踏み込んだ関与、
さらには芸術やサンバ音楽への傾倒など(この部分、ウイキペディアより抜粋)、日本人に言わせれば、
「気の多い人」、または「器用貧乏!」と評されそうな人なのです。
でも、本質は、納得するまでとことん不可思議な事物の成り立ちを知らないではいられないという、
好奇心の赴くまま生きた人だったと思います。だから、"Adventures of a Curious Character"なのでしょう。
面白いのは、妥協しないで、追求を実践したこと。・・・これ、相当能力がないと出来ないことですよね。
そこが面白い!・・・例えば、音楽で言えば、ドラマーとしては相当な腕だったとか。
"Blueberry hill"の歌詞を書いておきます。
I found my thrill | 俺はしびれてしまった |
On Blueberry Hill | ブルーベリーヒルで |
On Blueberry Hill | ブルーベリーヒルで |
When I found you | 会ったお前に |
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The moon stood still | 月が輝いていた |
On Blueberry Hill | ブルーベリーヒルに |
And lingered until | 月は付き合ってくれたさ |
My dream came true | 俺の夢がかなうまで |
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The wind in the willow played | 柳の木が風になびき |
Love's sweet melody | 恋のメロディーを奏でていた |
But all of those vows you made | だが、その時の約束も |
Were never to be | 今は無い |
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Though we're apart | たとえ別れても |
You're part of me still | お前は俺の一部 |
For you were my thrill | 今も忘れないさ |
On Blueberry Hill | ブルーベリーヒルのお前を |
訳詞は私。名訳とは言えないよね。経験がないから。・・・今のところだけど。
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