青梅マラソン見物記

H24/2/21
石井俊雄
有名な青梅マラソンが今年も2月19日(日)に開催されました。 その日は幸いにも天気に恵まれ寒さも少し和らいで絶好の開催日和となり、私は生まれて初めて青梅マラソンを見ました。 青梅に住んで8ヶ月、少し慣れてきたようです。
その実施の仕方と雰囲気をお伝えできらばと思い写真を撮りました。掲載しますのでよかったらご覧ください。
青梅マラソンは、大きく2つのコースで行なわれました。 1つは10kmの部、もう1つは30kmの部です。スタート時間は、10kmの部が9時30分、30kmの部は11時30分です。
10kmの部に5000人、30kmの部に1万5000人。合計2万人がエントリーしたそうです。
 
マラソンのコース図はこの通りです。青梅マラソン公式サイトからの抜粋しました。
小生が見たのは10kmの部。その部を2つの撮影地点から撮影しました。 1つは、10kmコースのスタート地点(地図上の右下に示したSのところ)、もう1つは、10kmコースのフィニッシュ地点(Fのところ)です。
10kmの走者は、Sでスタートし、10km折返し点のところで折返し、Fでフィニッシュします。 所要時間は先頭の走者で約30分です。
 
参加者5000人をコントロールする大変さは察するに余りある。特に、限りある道幅の下、なるべく一斉に近い形で如何にスタートさせるか、 ここに過去の経験に基づくノーハウがあるのだろうか、彼ら開催ヘッドクォーターが考え出したのが、走者一人一人にユニークな番号を付したゼッケンを付けさせ、 その番号のシーケンスで200人づつ順に並ばせるというもの。
この写真では左端の塊が最初の200人。そして、右よりに写ってる200人がその次の塊というように200人づつ並ばせているのだ。
右よりの観客席に1枚のプラカードが写っているが、それが最初の200人の塊の目印だったプラカードだ。 今では、スタート真近なので走路から出ているが、集合時点では各固まりの先頭に立っていたものだ。 若し、そのままつっ立っていたら猛牛の暴走に曝されたカウボーイのようだったことだろう。 よかったね!
(撮影地点はS)
]
 
これは、走者一人一人の記録データを採集する電子装置だ。 聞けば、ゼッケンに仕込まれた発信機から出るゼッケン一個一個ごとのユニークな番号とその受信時刻を採集するのだそうだ。
これと同じ仕掛けをフィニッシュ地点でも動かせば、スタート時刻とフィニッシュ時刻からその走者の記録が計算できるのだ。
だから、スタートの列が遥か後方でも、大きなハンデは無いことになる。ただ、スタートラインから遥か後方までの距離だけ余分に走らさせるので、 その疲れの分はハンデだろうと思う。 だけど、競技の成績はタイムトライアルではなく到着順を競うものだから順位にはスタート時刻は関係ないと思う。
ちなみにこの写真に写ってる道路に直角の白線、これがスタートラインだ。
(撮影地点はS)
 
時刻は9:30分。いよいよスタートだ。
誰か知らないがスターターの役割の人がピストルを撃とうとしている。
(撮影地点はS)
 
最初にフィニッシュした人の映像。小生の時計では10時調度だ。
記録に拠ると我那覇和真君、神奈川県の東京実業高校の学生さんだ。
(撮影地点はF)
 
フィニッシュ地点のある青梅市役所前は応援の観客や選手や私のような見物人で大賑わいだ。
傑作なのは「こんにゃく」の幟だね。マラソンとどう結び付くのか不明。恐らく一旗組だな。 この外にも見物人向けの休憩所があって、コーヒーとかしることかあった。 ちなみにコーヒーを注文したら、「濃い目ですか、それとも薄目ですか?」と訊くので、丁寧な応接だと思いながら「薄目だ」と応えると、 紙コップにネスカフェの粉をパラパラと入れポットから熱湯を注いでくれました。50円です。 暫くして、しるこを注文したら、プラスチック容器に大きな鍋からしること団子を柄杓で一すくいにして注いでくれました。こちらは200円。 少し温かったな、・・・飲み干しましたが。
(撮影地点はF)
 
フィニッシャーの文字が画かれたストラップ。選手が漏れなく貰うそうだ。
(撮影地点はF)
 
同じくドリンク剤。
(撮影地点はF)
 
大画面に映し出された10kmの部入賞者のリスト。
写真は省きますが、この外、40歳代男子、50歳大男子、60歳代男子、70歳以上男子、 40歳未満女子、40歳代女子、50歳代女子、60歳以上女子、等ありました。
(撮影地点はF)
 
 
以上が青梅マラソンの概要だ。
小生は、10kmの部だけを見て退散したが、この後30kmの部が行われるので更に盛り上がったことだろう。
このイベント、今年は第46回だそうだから46年の歴史を持ってることになる。 交通規制を掛け一般道を長時間専有使用する必要があるし、関係者の努力・協力の賜物だろう。 これからも、盛り上げて欲しいものだ。出来れば世界的イベントに育って欲しい。ボストンマラソンのように。
小生も見物に行くことで微やかな貢献をしたいと思う。 出たらと云われても小生は遠慮しとこうと思う。 「どの組に出たの?」と訊かれた時、「70歳以上だよ!」と云わねばならないから。 ・・・せめて「60歳以上だよ!」と云えるなら考えてもいいが。・・・体力はあるしっ!?
 
 
 
 
コメントはこちらへメールして下さい。その際、文中冒頭に「HPコメント」と記して下さい。 Email

<コメント欄>   当欄は上記のメールをコメントとして掲示するものです。