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東青梅から行って釜の渕公園の入口に懸かる歩行者専用の橋(名前は鮎美橋)を渡る途中、
橋の上からゴムボートで川下りを楽しむ姿を捉えたもの。
ゴムボートで川下りをするスポーツを「ラフティング」(rafting)というそうだ。
"raft"は筏だから、筏下りと言うところだろう。
英語は、名詞に"ing"をつけると動詞の名詞、即ち動名詞になるから面白い。
他の例を挙げると、
Reading books is important for us. 本を読むことは私たちにとって重要です。
となるわけだ。
日本語には残念ながらそんな便利な用法はない。何しろ、単語と単語がべったり膠でくっついたような言語だから。
でも、諦めないで動名詞的な表現ができないだろうか?
試しにやってみると、
"rafting"は、「筏る」となるかもしれない。
言語は、長い目で見ると少しづつ変化するものだから、その内、名詞+「る」のような用法が定着するかも。
それとも、いっそ「筏イング」かな?
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公園の中に、「旧宮崎家住宅」というのがあって、無料の看板を横目で見ながら中に入ってみた。
解説によると、
この住宅は、もと北小曽木村(現青梅市成木8丁目)にあったものを、移築復元したもの。
極く平均的な一般農民が住んでいた民家で、建築様式から見て19世紀初頭のものと推定される。
囲炉裏のある広間は間仕切りがなく、接客、団欒、食事、炊事など生活の中心的機能が一体となった大きな部屋になっている。
広間の左端にある押板と呼ばれる座敷飾りは、床の間の祖形と考えられ、現在の床の間のような使われ方をしていた。
座敷とデイ(意味不明)と外縁の間にある3本溝の敷居は1枚の明障子と2枚の雨戸が入るようになっている。
しかし、戸袋がなく雨戸がしまえないので、昼間でも室内は暗い感じになる。
入口の直ぐ左側に風呂場があり、その造りから、畑仕事から帰ってきた人が、そのまま土を洗い流したことが窺える。
とのことである。それにしても、木造の古民家、素敵だね。
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この針子みたいなもの、何だと思う?
これは、囲炉裏で焼いたものを串刺しにして置いておくものだそうだ。
そこまでならたいして面白くはないが、その名前を聞いた時、つい笑いが込み上げてきた。
名前は、「弁慶」と言うそうだ。・・・面白いネーミングだよね。
弁慶が衣川の合戦で、雨の様な敵の矢を受けて立ったまま死んだとされる弁慶の立往生から来たものだろう。
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庭に転がっていたこの石、立札の解説によると、「力石」というそうだ。
力石はときどき神社やお寺の庭先などで見かけますが、昔、若者達が力くらべをした石です。
ここにある二つの石は、市内成木の安楽寺、軍茶利堂の庭にあったものです。
重さは38貫目(143kg)、32貫目(120kg)もあります。
皆さん!持ち上げられますか。
と書かれている。
更に、同時に来ていた観客に立川から来たお年寄りの一団がいて、皆さん、立川の農家の方々のようだったが、
その中の一人に、現役の農家の方がおられて、言いました。
昔は、米一俵、60kgを抱えることが出来て一人前だった。そして二俵、120kgを抱える力自慢の者もいた。
だから、この32貫目(120kg)も持ち上げたわけなのだ。・・・驚きだね。
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古民家を出るところ。
顔が満足気です。
思ったより面白かったことが分かるというもの。
単純明快と言うか、分かり易いと言うか、そんなところです。
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古民家の外観。我が生家を思えば懐かしい。峠の我が家でも聴きましょう。
Oh, give me a home where the buffalo roam
Where the deer and the antelope play Where seldom is heard a discouraging word and the skies are not cloudy all day Home, home on the range Where the deer and the antelope play Where seldom is heard a discouraging word and the skies are not cloudy all day How often at night when the heavens are bright with the light from the glittering stars Have I stood there amazed and asked, as I gazed if their glory exceeds that of ours Home, home on the range Where the deer and the antelope play Where seldom is heard a discouraging word and the skies are not cloudy all day
ジーン・オートリーという歌手は、アメリカの歌手で、戦前から戦後に掛けて活躍したカントリーミュージシャンだ。
我々が一番聴いたのは「国境の南」という曲だろう。
懐かしいから聴いてみる?・・・きっと戦後間もないころ聴いたことを思い出すだろう。
ネットでまあまあ聴ける混声合唱団を発見した。
近江八幡混声合唱団第5回演奏会だそうだ。
聴いてみますか。
・・・これくらいなら、我八期会でもやれるのではないだろうか。トライする?
この近江八幡混声合唱団の「峠の我が家」が素晴らしいのは、一本のクラリネットの存在。ピアノは伴奏の主体だが、
目立たないがクラリネットらしい一本の笛が全体に素晴らしい響きを与えている。
舞台では、向かって右端にその奏者がいる。
多分クラリネットだと思うがリコーダーかもしれない。
・・・その後何遍も聴く内、この笛、リコーダーだろうと思うようになった。
クラリネットはもう少し締まった音のような気がするから。この笛の音、風の音がする。少しだが。
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古民家を出て、隣接する「かんぽの宿」で一休み。
そこでは、地元の農産物が売られてた。牛蒡とか里芋とかを買ってた。
暫く行くと、猫に出会った。普通、怖がって逃げるけど、この猫は逃げないで触らせてくれた。
毛並みもふさふさしたいい猫だった。拉致したいくらいに。
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