花シリーズ ドクダミ(八重咲)

2020/05/28 森永 明
花壇にドクダミの花が咲き始めました。この中に八重咲を見つけたので、紹介します。 八重咲は調べてみると園芸種で、うっそうと生い茂る群生の中では見つからない様です。
ドクダミは子供の頃から何となく知っており、親や祖母などが日常語として使っていたのではないでしょうか。
又、独特の臭いは悪臭で、手に触れようものなら二度と近寄りたくないですね。しかし、ドクダミ自体に毒は無いそうです。 薬効は高いのに、その名はドクダミ特有の悪臭に関するもの、あたかも有毒であるかのようなナマエ付けの方言名が 数多くあるそうです。我が故郷佐賀では何と呼んだのでしょうか。 ただし、花言葉は「白い追憶」と言う、なんとも詩的な美しい響きです。
「白い追憶」、何方か素敵な解説を付けて下さい。 ただこの植物は根が深く伸び、一旦住み着くと根絶することは難しく、放置すればドクダミだらけになり、目につけば 親の仇と、摘み取ります。この八重咲も、頂き物の一鉢を花壇に入れたばっかりに、今では所かまわず芽を出します。
写真 ドクダミの花
手前に八重咲、奥によく見かける普通のドクダミ。ツーショット。
上写真の八重咲をアングルを下げて写した。
花房の中から花弁?が出ている。自然の形を誰が壊したのかな?
 
一日経つと別の花のように姿が変わる。
 
一重咲きは形を変えず、凛とした姿は美しい。自然の造形美は神の手だ。
ドクダミは結実しないが、この美しい花房がなぜ美しいのか未だにナゾらしい。
「白い追憶」はナゾか?