令和元年五月の風情

2019/5/7 石井ト
4月7日は晴れたり曇ったりで、寒かった。にわか雨の可能性も予報されていたが、なんとか雨には会わず、サイクリングしました。 行く先は、いつもの事ながら井の頭宅往復です。
私は、草花の中で好きなのは、ナデシコと桔梗と水仙。 今回は、そのナデシコの写真と、帰途に出会った夕焼けの写真を掲載します。
良かったらご覧ください。
01
四季咲ナデシコです。(撮影:5月7日 16:56:26)
写っている左の2株は、去る4月6日に植えたもの。また、その右の2株は4月20日に植え足したもの。
更に右に30cmほど離れたところにあるのは去年植えたものが今年も咲いたもの。・・・ナデシコって多年草だったのには驚きました。
今年も咲いた後は、大事に養生していかないといけません。来年の再生を願って。
今年は令和元年。令和の年号は万葉集由来だとか。万葉集が見直されそうですが、ナデシコは名にしおう万葉花で秋の花に区分けされてます。
野辺見れば、なでしこの花咲きにけり、我が待つ秋は、近づくらしも (万葉集より読み人知らず)
それを四季咲に品種改良したのが今咲いているナデシコなんでしょう。・・・ちょっと季節感が違うが、「ま、いいか!」です。
 
02
今年の4月9日に植えた四季咲ナデシコです。元気に咲き続けています。(撮影:5月7日 17:00:06)
 
03
井の頭宅での作業を終え、青梅宅に帰る途中で撮った夕焼けの情景です。(撮影:5月7日 18:27:26)
暮れなずむ 小川の辺 茜雲 どこか寂しく どこか美し
 
04
隣の家の骨組みが立ち上がった。足場と防災ネットで庭の日照りが著しく減少したので、日照の確保のため、比較的日照のある駐車場辺りに 鉢植えを移したもの。(撮影:5月11日 16:49:12)
鉢植えは左から「甘夏」、「牡丹」、「甘夏」だ。甘夏は種から育てているもの。 種から育てて実がなるかに興味があってしていることだ。・・・ま、一種の遊びだな。生きている内になれば嬉しい。
植物は花もいいが実のなるのもいい。実は甘夏にも雄雌があるのかないのかも知らない。若しあって、育てているのが雄ならがっくりだ。実がならないからだ。 花も点けないので若しかして雄かもだ。若し雄ならその時は薪にしてやる!・・・でも若葉を見るのはことの外楽しい。元気貰えるからだ。 更に、食えれば尚いい!・・・欲張りだろうか?
そういえば昔、餓鬼の頃、村岡クンチーが言った、「チューインガムは腹に溜まらんから嫌いだ!」と。 お袋にその話をしたらカラカラと笑ったな〜。・・・懐かしい。その伝から言えば、矢張り実がなる方がいいとなる。
 
05
防火用水にはメダカが7尾すんでいたが、今日行ったら、いつもは水面に出て挨拶してくれるメダカが上がってこないので調べたら、 どうやら底にヘドロが溜まって、動きが鈍っている模様だった。 それで、底まで水を抜き、底や側面をたわしでこすって奇麗にし、水も新しいのに替えてみたところ、メダカが4尾、ヤゴが2匹生き残り、 写真ではその4尾が写っている。(撮影:5月11日 16:52:28)
この防火用水の総水替え、独りでやるのは大変なのだ。・・・2時間ほども掛かってし終えたが、もうヘトヘトだった。 でも、メダカがスイスイ動く様を見ると、やってよかったと思えた。
水面にはメダカが写ってるが、隣家の家の骨組みも写っている。・・・日照が減るのには気が滅入るが、仕方ない。 でも、売りに出されたとき、せめて半間巾でもいいから買っておけばよかったと今になって思う。後の祭りという話である。このような場面で、さっと着想し、 実行できる人が羨ましい。私は聊か受動的だから反省だ。