2021年早春

2021/1/30 石井ト
正月もコロナの影響で、友人や子供たちとも会えず、悶々ながら気儘な正月でした。
そんな1月も早いもので、もう月末近くなり、月日の経つのの速いことに置いて行かれまいと精一杯奮闘するこの頃です。
昨日、1月29日、老骨に鞭うってサイクリングしましたが、その途中、早赤く色づいた花木を見つけ、写真にとりました。
良かったらご覧ください。
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青梅宅と井の頭宅の中間辺りにある「都立東大和中央公園」にてサイクリングの途中、撮影しました。
木の種類は河津桜です。辺りがまだ、灰色っぽい中、目を引きました。
 
02
花見て一句、
老骨の 花見て下手を 捻りけり
です。
この景色に何か音をつけようと思い、探してみたら、いいのが見つかったので、リンク張っておきます。 ここをクリックのこと
曲は、ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」。
こんな木陰は今までになかった
どれよりも愛しく、愛らしく
そして優しい
(「世界の民謡・童謡」より抜粋。詳しくは、ここをクリックのこと。
と歌います。
ナタリー・シュッツマンのアルト、いいですね。 この中でも、喉使ってますよね。ほんの一箇所だけど。 日本の演歌との違いは、その喉使の量の違いにあると思う。 だが、よく聴くと、ナタリーの喉使いは、一瞬、首を振って非常に短い時間の中で出されるもので、聴いていても苦しくはない、素晴らしいものだと思う。 それから、もう一つ、洋楽の特徴は、多重音の重なりにあると思う。その点、和楽のは単音の連続、かな。
結果、前者は重厚性を出すのに多重音を使い、後者は単音を使うとなる。 この曲は、重厚性をその特徴である多重音を使い完璧に表現していると思う。
 
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5日後の2月3日の同じ場所、同じ木の写真。少し赤味が増えてます。
 
04
更に5日後の2月8日の同じ場所、同じ木の写真。
手前にあるのは、私の自転車。これで青梅宅からここまで1時間15分ほど。アシスト車を最高レベルのアシスト (パナソニック車の場合、「トップ」と呼びます)にしてやって来ました。 因みに、パナソニック車のアシスト力は、3段階に分かれていて、乗ってる人がその中のどれか一つを選択できるようになってます。 若いころは、と云ってもつい5年ほど前までは、「ロング」を選択して走ってました。これだと100kmは走れます。 だが、段々老化して、3段階の真ん中「オートマチック」で走りました。だが今や一番アシステしてくれる「トップ」を常用しています。 これだとアシスト走行可能距離が50kmほどにおちますが、井の頭宅で充電すれば、往復走行が可能になるわけです。 ・・・これでも駄目になったら、仕方がないので車にするつもり。
体力も 釣瓶落ちする 爺の夕暮れ
です。
 
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同じ2月9日に撮った同じ木の写真です。
 
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2月12日に撮った井の頭宅の梅の木の写真です。
この木は、昭和42年にこの家を買ったとき、既に成木としてこの季節になれば、花を咲かせてくれていました。 更に、その家が建ったのは、昭和29年だから、今年で、少なくも67歳のはず。 そんなわけで、可成りの老木だが、今もって花を点けてくれています。健気だよね。 本当は、茸がついているので、切り倒す(植木職人の意見)べきかも知れないが、中々決心がつかない。 思えば、今は亡きお袋も姉も見た花だ。
 
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3月10日に撮った「都立東大和中央公園」の河津桜の写真です。
葉桜になりました。美の移ろう姿が映されていると思う。 だが、奇麗な若い女性が入り、一段と春らしくなったようです。このまま、止まればいいと思わざるを得ない。
 
 
 
 

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