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去年も本HPでとり上げた河津桜の写真です。(撮影13:30頃)
右の土手の上は、西武拝島線の八坂駅の西端辺りです。
兎に角ね、今まで何もなかった殺風景なところに、鮮やかな紅色の花が咲くと、救われたような気がします。それが春ということでしょう。
有難いことですよ。和歌の一つも捻りたくなるものです。
和歌の大本は、人に見せるとか自慢するとかのためではなく、自分の気持ちを言葉で表す、ということでしょうか。
紅つけて 居並ぶ花の 歌手たちが
愈々春よと 歌います 声を揃えて歌います 声を揃えた歌聴けば 写真撮ったり 立ち止まったり そぞろそぞろに歩きます 私は自転車こぎながら 下手な鼻歌うたいます 今日のは「埴生の宿」だった
この曲をYouTubeで探したが、日本語のは沢山出てるがろくなものはないので、仕方なく、原曲であるイングランド民謡"Home Sweet Home"を
イタリアのソプラノ歌手アメリータ・ガリ=クルチ(Amelita Galli-Curci)が歌ったものにリンク張っておきます。
・・・とてもいいソプラノですよ。音が合ってるし、声がふらつかないし。録音は1926年のようです。
ここをクリックしてください。
アメリータ・ガリ=クルチについては、
ここをクリックしてください。
アメリータ・ガリ=クルチの「埴生の宿」、素敵ですね。しっとり歌っています。日本人の歌手で、こんなにしっとっり歌える歌手って思いつきません。
それはそうかもしれませんね、何故なら、世界にもいないのではないのかな。
ウイキペディアによると、
ミラノの上位中流階級に生まれ、早くからピアノを学ぶ。祖父の影響で声楽を始め、
ピエトロ・マスカーニからも歌手として活動するよう激励される。
他人のソプラノ歌手の歌唱を傾聴したり、発声法の書かれた古い教本に目を通したり、歌いながらピアノを練習したりすることで、
自らの選択でほとんど独学で声楽を習得した。
とありました。注目すべきは、「ほとんど独学で声楽を習得した」というところ。
天性の才能と好みがうまくマッチングしたのでしょう。それに育ちもいいようで、何処かおっとりしてるのが出ているような気がします。
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そのアップです。
昔我々が幼いころ流行っていた国民歌謡に「春の唄」というのがある。
作られたのは昭和12年。それ聴いてみましょう。ここをクリックしてください。
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