平成30年初夏 子供のいる風景

H30/5/27
石井ト
昨日の関東は、平年並みの気温で天気もよい一日でした。
昨日は、例によって、サイクリングし、途中、多摩湖自転車道が西東京市(旧名「田無市」)の南端を掠めるほんの1kmほどの途上で、 小学校の運動会に出会いましたので、その景色を写真と動画に撮りました。 HPに掲載いたします、よかったらご覧ください。
多摩湖自転車道は、武蔵野市から東京都東大和市にある「多摩湖」までを結ぶ全長10kmほどの自転車と歩行者の専用道です。 その道の武蔵野市側の終点まで2kmほどというところの道沿いに「西東京市立上向台小学校」と言うのがあります。
その道はよく通るのですが、いつも、元気な子供の遊ぶ声や体育の様子など見えて、疲れたときでも元気をもらっているところです。
昨日は、普段より大きな歓声や人だかりがしていて、運動会だということが直ぐ分かりました。 小生、暫し自転車を止め、その様子を撮ったというわけです。
この写真は、ほぼ全体を見たもの。真ん中に赤い帽子と白い帽子の群れが競技する強者ども。 この後、実際の競技を見て分かったことですが、「棒獲り合戦」(仮名)が行われたのでした。(撮影13:49分)
赤組の強者ども。ここから合図とともに一斉に飛び出して中央付近に置いてある棒を獲ってこの位置まで運ぶのです。獲った獲物、この場合は棒だが、その数を競います。(撮影13:51分)
同じく白組の強者ども。(撮影13:51分)
「棒獲り合戦」の動画です。
ご覧になりたい方は、ここをクリックして下さい。
ブラウザーが、「"DSCN0058.AVI"を開くかそれとも保存するか?」と訊いてきたら、開くを選んでください。
戦い終えてぶん獲った棒を立てる画面。(撮影13:54分)
白組も同様に立てて、立てた棒の数を比べ、赤組6本、白組5本で、赤組の勝ちとなりました。
我々の頃は騎馬戦だったけど、今は棒の獲りっこが行われているようです。 私は、合戦と仮名して記しましたが、本当は何というのだろう?・・・多分、「合戦」と言う言葉は使わないのかな〜??? でも、男の子なら、「合戦」しないとね!巾が広がらないのではないだろうか。・・・余計な心配だが。
実は、「横道坊」大好きなのです、若いころは、怖くて敬遠気味でしたがね。歳の所為かも知れません。 何故なら、実社会は、実力の世界だから、口先だけじゃどうもならないことを知ったからです。
今の世は、リベラル派に飽きた市民が、保守派(コンサバ派)に傾いてる世相にあります。 本当は、リベラル派とコンサバ派の中間がいいのだろが、それが成り立つ前提は、国民のレベルが知性的であることにあります。 でも、例えば、今の自衛隊の文官を見てると、改ざんと隠ぺいと保身にまみれている。 文官が現実を見ず奇麗ごとで済まそうとするからだ。 また、国民も、平和願望が強い。殆ど妄信的。そういう意味では平和原理主義者であるといえそう。 妄信的というのは、願望すれば叶う、と単純に信じ込んでいる、と言う意味である。 若し、知性的であれば、少なくとも妄信はしないはず。だから、国民レベルで反知性的であると言えると思う。
こんなレベルでは、理想とする中庸派の実現は絶望的。 だから、子供たちに、実力行使の経験を積ませるべきではないかと思うのです。 話し合いだけではどうにもならない世界を知らしめることが大事だと思う。 ひ弱な文民だけじゃ改ざんと隠ぺいと保身の国民になちゃいそうだから、敢えて申しました。
押並べて、最近子供を見ると、つい頬が緩むようです。歳の所為かな。そんなだから上の写真、爺気分で撮りました。
爺気分と言えば、懐旧ですよね。第一勘として浮かぶ言葉は。 そして次に浮かぶのは、懐メロです。そうなれば歳から考えてギリギリ許されるのは精々カーペンターズ辺りだろうか、 となり、「エスタデー・ワンスモア」に行き着きます。何故なら、
・・・
Those old melodies
Still sound so good to me
As they melt the years away
・・・
と、「懐かしいメロディーが時の流れを忘れさせてくれる」と歌うのだから。
そんなわけで、カーペンターズの「エスタデー・ワンスモア」にリンク張っておきます。 ここをクリックして下さい
画面の下の方に薄く「もっと見る」とあるところをクリックすると、歌詞が表示されます。 真に懐旧歌ですよね。でも、メソメソしないところがいい。
少し歌詞をピックアップすると、
・・・
Lookin' back on how it was In years gone by(過ぎ去ったあの頃に思いを馳せ)
And the good times that I had(それが私にとって素晴らしい日々であったことを思うとき)
Makes today seem rather sad(私は悲しくなってしまう)
So much has changed(全てが様変わりしまったったから)

It was songs of love that I would sing to then(あの頃歌っていたのは愛の歌ばかりで)
And I'd memorize each word(言葉も全部暗記してた)
Those old melodies(昔聴いてたメロディーは)
Still sound so good to me(今でも最高)
As they melt the years away(過ぎ去った年月を消し去ってくれるから)
・・・
と歌詞が歌うように、(And as the lyrics sing,)
今は静かに過ぎしよき日を偲ぶだけ。(Now I just quietly remember the good days.)
まるで、ペペ・ル・モコみたい。(It's almost like Pepe le Moco.)

この3行は、和英の自動翻訳してみました。
ペペ・ル・モコは、1937年のフランス映画「望郷」の主人公。ジャン・ギャバンが演じました。 その中で、ジャン・ギャバン演じるペペ・ル・モコが、故郷のパリを思って蓄音機で古いシャンソンを聴くシーンがあるのですがその曲が思い出せない。 ネットで探してみたのですが、発見できませんでした。ジャン・ギャバンと言えば、1956年の「ヘッドライト」が有名だから、 そのテーマソングをその代わりに聴いてみましょう。 ここをクリックして下さい
もうひ一つ、シャンソンの話になったから、今の季節に相応しいシャンソンを聴いてみましょう。 ジブリの「紅の豚」でも使われた曲ですが、「さくらんぼの実る頃」("LE TEMPS DES CERISES")で、コラ・ボケールのがいいみたい。 ここをクリックして下さい
1937年にリリーズされた曲に「夜のタンゴ」がある。これはシャンソンではなくドイツタンゴ(コンチネンタルタンゴ)だが、同じ1937年の縁で、 リンクはっておきます。ロシア語の夜のタンゴだが、全然違和感なく聴けます。ドイツとロシア、あまり仲が良かったという印象はないが、 音楽に関する感性のレベルでは、ツーカーという感じです。
そういえば、昔、ドイツ映画「会議は踊る」(1931年、主題歌「ただ一度だけ」)と言うのがあるが、 内容的にはシンデレラ物語のリメイク版で、その中に出てくる王子様はロシア皇帝という設定だ。だから、 文化面では昔から身近な関係にあったようだ。 ロシア版「夜のタンゴ」です、ここをクリックしてください
・・・アメリカンポップスとは全然違うよね。調べると悲劇で終わる映画の主題歌だった。 「1937年制作のドイツ映画『夜のタンゴ』(Tango Notturno、ポーラ・ネグリ主演)の主題歌で、 コンチネンタルタンゴの代表曲として有名である。」(ウイキペディより)とあった。
1937年と言えば、丁度我々が生まれた頃で、昭和モダニズム華やかなりし頃である。 多分、我々の親・叔父叔母辺りが、当時嵌っていたのではないだろうか。そう思えば懐かしい!
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