十一月の川柳連歌

HP管理者
さて、十一月も、先月同様、川柳連歌にトライしました。
その内容を、標記の題名にて掲載します。良かったら、ご覧ください。 そして、今後、投句などしてくだされば、有難いです。
  1. 十一月の川柳連歌
    結果、十一月の川柳連歌、次のようになります。 なお、「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。 また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    #今日は雨 皆さん如何 お過ごしや(石井ト)
    #雨の日は まだ秋なのに 蟄居かな(石井ト)
    こちらは常夏甲羅干しかな(石井浩四郎)

    秋深し 「共に白髪」の この後は
    命短し 御身大事に(さがん)
    *俺より先に いってはいけない(石井ト)

    文化の日 段々遠し 明治節(石井ト)
    世に憚るは 「文化」の文化?(さがん)

    眼も霞み 読むのは見出し 記事省略
    そろそろ決断 濁り目手術(さがん)

    生還したら お祝いしよう 花のころ(石井ト)

    百歳で 白内障の 手術をし
    新聞二紙を くらべてにんまり(西本俊子)

    願わくは 花の頃には 視界良好(さがん)

    その調子 望みは大きく 持つべきよ
    枯れ木に花の 咲かずもあらなむ(石井ト)

    調子者 我が意を得たりと したり顔
    落ち葉となるな 枯れ葉にエール(さがん)

    慌てるな 白内障は 加齢症(病に非ず)(さがん)
    待てば不老長寿の細胞操作あり(石井ト)

    立冬や 馴染みのボロに 袖通し(石井ト)
    お洒落ごころもどこか消え(石井浩四郎)

    床屋とて キュービーカットの お馴染みさん(石井ト)
    お洒落を見せる相手も消えて(石井浩四郎)

    迫り来る 友に真顔の どちら様?(石井ト)
    友も同じく あんた誰ね?(さがん)

    人間は 老いてさへなお 功利的(石井ト)
    ウオーキングでついショートカット(石井ト)

    濁り目を手術し粋なサングラス
    ハンドル軽く ゴーゴーゴー(亀川さん)

    年老いて 解散風に 揺れる葦(さがん)

    忘れてた 師走は先生 走る月(さがん)

    気をつけよう 甘い言葉と お約束(さがん)
    言われた こともないのに 今言われ(石井ト)

    湯船にて やっと頭に 血がめぐり(石井ト)
    巡りすぎても 脳溢血怖し(石井浩四郎)

    気を付けよう 朝寝朝酒 朝風呂に(さがん)

    忘れてた 気をつけように 脳溢血
    歳をとるのも 楽じゃない(石井ト)

    実年齢 忘れひたすら 閑潰し(亀川さん)
    見かけの歳が 若いと信じて(石井ト)
     
  2. 十二月の発句
    十二月の発句は、
    吹かれても 梢に縋る 枯葉かな
    です。
    枯れてもなお頑張る精神(こころ)の発句です。
    後句の77、よろしくお願いします。メールなどで、送ってくだされば、ありがたいです。
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「HPコメント」
野中進
困ったもんだとオーヘンリー
落ちて天下の秋を知るなり
師走の街に凩が吹く
(2014/12/15 19:00)