三月の川柳連歌

HP管理者
さて、三月も、先月同様、川柳連歌にトライしました。
その内容を、標記の題名にて掲載します。 良かったら、ご覧ください。 そして、今後、投句などしてくだされば、有難いです。
  1. 三月の川柳連歌
    三月の川柳連歌、次のようになりました。
    なお、「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
    また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    77が先の場合は、77を先に書き、後句の575は、後に書くこととします。
    なお、作者のコメントはコメント欄に表示します。
    さがん様 花満開は すぐそこに(近藤弥生)
    さびた機械は  給油で動く(石井ト)

    吟醸の 味も忘れて 春哀し*1(さがん)

    焼酎で お茶濁す我が 春寂し(石井ト)

    うぐいすは何故にかからぬ花粉症(野中進)

    花粉症 布団干すにも 屋内で
    これが苦労の はじめでしょうか(石井ト)

    掃除機は 室内清掃のみならず
    花粉飛ぶ時期 出番多々(亀川)

    決め台詞 最後は患者が 決めること*2(さがん)

    一瞬緊張 同意書を読む(さがん)

    同意書で医者は無罪放免か(野中進)

    不明瞭 病床で聞く 朋の声(さがん)

    点滴針刺し 私はナースの 実験台?(さがん)

    若いナースに(には) 痛みこらえて ”上手だね”(さがん)
    顔引き攣らせつつ 伸ばす鼻の下(石井ト)

    4KG減量 思わぬ余禄 ほくそ笑む(さがん)

    いつの日か 伴侶苦労に 倍返し*3(さがん)

    三月は 雨の日がいい 花粉症(石井ト)

    高鼻の マスクが欲しい 花粉症(石井ト)

    魁る 目汁鼻汁 春を知る(石井ト)

    快復も 歳(年齢)相応か のろのろと
    そのスピードが じれったい(さがん)

    多動爺 自宅静養 堪えられず(さがん)
    *制止振り切り サンダルを履く(さがん)
    *行きはよいよい 帰りは恐い(さがん)
    *我が家を前に 足はがくがく(さがん)

    この度は リハビリもさぼって 吟醸の
    山田錦を 神の居ぬ間に(石井ト)

    教育教養がないわが身かな(石井コ)

    異次元の資金緩和は良いけれど
    増税するとはあべこべじゃ(野中しん)

    デフレ時に増税はダメよダメダメ
    公共工事減らす馬鹿(野中しん)

    大相撲 強いっ!と思えば モンゴル力士(石井ト)

    サムライジャパンのオがギーレテ、空はブルーにハレルーヤ*4(野中しん)

    白鵬の強さは充分認めるが、賞金鷲掴みには品が無い*5(野中しん)

    あな嬉し 点滴効果? デトックス*6(さがん)

    もう少し 早く言ってよ r>g*7(石井ト)

    春霞 私の心 花曇り*8(さがん)

    “我が軍”は守りを忘れて攻めに向かう(野中しん)

    LCC道ずれするならISテロリスト(野中しん)

    朝ドラの最後にくちずさむ、“いとしのエリー”(野中しん)

    春宵一刻 値千金 いま何処に*9(さがん)
  2. コメント
    (*1) 一方で、貴兄の挑発的投句”給油切れ”に刺激されたが、給油はじっと我慢
    (*2)(炎症が殊の外進んでいて、手術摘出相当の見立てだったが、医師間でコンファレンス。結果、過去の数度にわたる大がかりな開腹手術で、手術には合併症・感染症のリスクがあり、抗生剤による点滴治療に決定、即入院。)
    (*3)思えば、還暦以降随分と家族にも面倒の掛けっぱなし、入院回数0勝10敗(または10勝0敗)。比較係数”く”は無限大?少しでも報わねば、そこで;
    (*4)少しなまっています
    (*6)退院後リハビリも一段落、振り返ると物事には表裏あり(人生はゼロサム?)。 辛かった点滴治療も、断食効果で血液検査の数値が入院前より大幅改善、 体内の有害物排出しデトックス効果大。
    (*7)rは資本収益率、gは経済成長率
    (*8)もうすぐ4月新年度、花も満開、気持ちも新たに再出発!
    (*9)3月もあっという間、あと一日を残すのみ。入退院のハプニングもあり、 これまで春を楽しむことなくあたふたと過ぎた。
     
  3. 四月の発句
    四月の発句は、
    喜寿なんて 人ごとのような 怪事件
    です。
    後10日ほどで、喜寿の歳となりますが、私にとっては怪事件。 出来れば冤罪であって欲しいのですが・・・。
    早速、さがん氏から投句がありましたので、記しておきます。
    喜寿の日に 思い起こせよ 古希の頃
    傘寿米寿の 背中が見える(さがん)
    皆さん、575や77、お寄せください。
コメントはこちらへメールして下さい。その際、文中冒頭に「HPコメント」と記して下さい。 Email
 

<コメント欄>   当欄は上記のメールをコメントとして掲示するものです。