六月の川柳連歌
HP管理者
さて、六月も、先月同様、川柳連歌にトライしました。
その内容を、標記の題名にて掲載します。
良かったら、ご覧ください。
そして、今後、投句などしてくだされば、有難いです。
- 六月の川柳連歌
六月の川柳連歌、次のようになりました。
なお、「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
77が先の場合は、77を先に書き、後句の575は、後に書くこととします。
ふるさとの 法事従兄弟 尽くしかな*(石井ト)
婿来たる てんやわんやの 二日間
歓迎なれど 心身疲労(さがん)
政治家は 黒を白への 手品かな**(石井ト)
夏至の夜や 物思うころは すぐあけて***(石井ト)
虫干しに 紐解いてみる 日記帳****(さがん)
- コメント
(*)故郷の代替わりを嘆じたもの。「嘆」という字は、なげくという意味と、感心してほめる、
という意味がある。大和言葉の「なげく」には、悲しむ、という意味しかないので、ちょっと強い。
だから、漢字にしてみた。私の気持ちに近い。(石井ト)
(**)我が国民の文章に対する不信感を揶揄したもの。(石井ト)
(***)本歌は「夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりける」
(百人一首:俊恵法師)。坊主のくせに色っぽい本歌だ。ユーモアがある。(石井ト)
(****)今日は梅雨の合間の青天(さがん)
- 七月の発句
七月の発句は、
梅雨最中 まだ降ってると 二度寝かな(石井ト)
です。
夜中からズート雨。朝、起きるのを延ばしても止みそうにない雨、憂鬱だね。・・・という意味です。
若い頃は、勿怪の幸いだったけど、隔世の感ある朝寝です。
皆さん、575や77、お寄せください。
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