三月の川柳連歌
さて、三月も、先月同様、川柳連歌にトライしました。
その内容を、標記の題名にて掲載します。
良かったら、ご覧ください。
そして、今後、投句などしてくだされば、有難いです。
三月の川柳連歌、次のようになりました。
なお、「＊」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
また、「＃」は、５７５に対する形式的な調整の提案を表しています。
７７が先の場合は、７７を先に書き、後句の５７５は、後に書くこととします。
５７５７７は１行で表示します。
春兆 爺も下手な 笛を吹き （石井ト）
朧夜の 先ずは一献 夢の中 （さがん）
でも飲み過ぎは 駄目だからな！ （石井ト）
笛吹けど 踊らず春は 来てるのに （石井ト）
税申告 晴れて今日から フリーター01 （さがん）
税申告 お茶の子さいさい 朋嗤う （さがん）
眼に泪 嫌われ者の サメなれど （さがん）
針にかかれば かまぼこにする （石井ト）
見極めん ひと（他人）の車に 乗る際は
乗るも乗らぬも 自己責任 （さがん）
これやこの 技術進歩の 速ければ 免許返上 オーットストップ （石井ト）
世の中に絶えて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし 在原業平
世の中に絶えて女のなかりせば、男の心のどけからまし 蜀山人
世の中に絶えて原爆なかりせば、民の心はのどけからまし 野中しん
世の中に人の来るこそうるさけれ、とはいうもののお前ではなし 蜀山人
世の中に人の来るこそうれしけれ、とはいうもののお前ではなし 内田百間
世の中に人の来ぬことさびしけれ、とはいうもののお前ではなし 野中しん
やいめがねいつからわしを見捨てしか、おまえがなくてもわしは困らじ02 野中しん
検診日 廻り道して 車窓の花見 （西本俊子）
ガソリン代も 下がっているし（石井ト）
春うらら ただひたすらに 徒然なか03 （さがん）
四月の発句
今、テレビの天気予報では、花粉情報というのを報じています。
それによると、好天のときは、概ね、「花粉のとぶ量、非常に多し」とやってるようです。
イラストに出るマップでは殆どが真赤赤。
そんな時のサイクリングでは、帰ったら直ぐ家内に渡すのがハンカチで、家内はそれを洗濯場まで運びます。
爪先で摘まんで、心なしか顔をそむけるようにして。
そんなに汚くないのにです。・・・屈辱的瞬間だよね。
昔、餓鬼のころ、外で遊んで家に帰ると、お袋が私の足を見て悲鳴をあげていたのを思い出します。
そうです、よく言われたのは、「うみ茸のごたっ！」でした。
その時も、同じように思いました。そんなに汚くないのにと。
でも、言われてみれば表現としては正しいと思った。
足の甲や足首は縞々になっていたから。・・・遠い懐かしい記憶です。
でもこれで四月の発句を思いつきました。
四月の発句は、
女房は 俺のハンカチ 爪先で持ち （石井ト）
です。このところの期間限定の句です。
皆さん、５７５や７７、５７５７７、などお寄せくだされば有難いです。