四月の川柳連歌

HP管理者
さて、四月も、先月同様、川柳連歌にトライしました。
四月の内容を、標記の題名にて掲載します。
良かったら、ご覧ください。 そして、投句などしてくだされば、有難いです。
  1. 四月の川柳連歌
    結果、四月の川柳連歌、次のようになります。
    なお、「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
    また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    77が先の場合は、77を先に書き、後句の575は、後に書くこととします。
    また、57577は1行で表示します。
    なお、作者等のコメントはコメント欄に表示します。
    女房は 俺のハンカチ 爪先で持ち (石井ト)
    *花粉飛ぶ時期 必需品なのに ! (亀川)
    *渡してみては、黄色いハンカチ01 (野中しん)
    *必死に探す 「赤いハンカチ」02 (さがん)

    してるのに あちこち捜す 入歯かな (石井ト)
    入れ歯なくせば儚い人生03 (野中しん)

    俺だけじゃ ないと内心 にんまりし04 (石井ト)
    皆で渡れば 怖くないのだ (さがん)

    桜花下 集いし先に 二重橋 (きたじま)
    手にはしっかと 花見弁当 (石井ト)

    花散らし 年年歳歳 相似たり
    歳歳年年 我老いを知る05 (さがん)

    誕生祝い メール呉れるは CMばかり06 (石井ト)

    しばらくを俳句はい苦と花の頃 (輝子)
    *こいつあ春から嬉しい悲鳴 (石井ト)
    *四苦八苦して四句八句成る (輝子)
    *川柳だったり俳句だったり07 (石井ト)

    ユーモアも 活断層で つーかえた08 (さがん)
    ずれているから 面白いのだ (石井ト)

    あのころは のどかなりけり 秋日和09 (石井ト)

    穏やかに 時(時間)は流れる 小津ワールド (さがん)

    今時は 時の流れに 活断層 (さがん)

    「春風」が アメリカ生れ のどかなり10 (さがん)

    大震災 おくにことばに 力こぶ (さがん)

    亡き友の お国言葉に にやりとし11 (石井ト)

    昔の俺って お洒落じゃないが 衣装持ち (石井ト)

    蛮カラの お洒落に呆気 声も出ず12 (さがん)
    君子豹変し 小人革変す13 (石井ト)

    若き日に夢にも見たる未来とは夢想だにせぬ今の世の中14 (野中しん)

    ソロバンと計算尺を容赦なく置き去りにせし計算器かな15 (野中しん)
  2. コメント
    (*1) 白いハンカチは絶対いけません。加山雄三流で行って下さい。幸せだなーと。(野中しん)
    黄色いハンカチは「あなたを待っています」とのメッセージを表しますが、 白いハンカチは「別れ」を表すようです。(HP管理者)
    (*2) 裕次郎の歌は音域が無理せず歌える気がして、この一曲。カラオケで必死に頁をめくる。(さがん)
    (*3) 確かに、入歯がないと、歯がない(はかない)人生です。(野中しん)
    余談ながら「はかない」で面白い和歌を発見したので書いておきます。(HP管理者)
    行く水に 数書くよりも はかなきは
    思はぬ人を 思ふなりけり
    です。出典は、「古今集」だから、狂歌ではありません。でも、狂歌的ですよね。
    (*4) 最近、物忘れがひどくなりました。特に人の名前。私だけではないようですが。(石井ト)
    (*5) 初唐の詩人劉希夷「代悲白頭翁」のパクリ。(HP管理者)
    (*6) 小生の78歳の誕生日だが3人の息子からはメール来ず無視された状態でした。 だが、そんな逆境にあっても、それを乗り越えなくてはいけません。 皆さんも頑張ってください。私ほど逆境になくともです。 ”From Russia With Love” のURLかいておきますね。勇気でるように。(石井ト)
    (*7) しかられそうだけど、ご勘弁を。^J~(石井ト)
    (*8) 意味不明?
    (*9) 「秋日和」は小津安二郎の映画の題名
    (*10) フォスターとは初耳。世界は一つ、のどかなり。
    (*11) 律チャンの造語「ぐらいしちゃった!」から。
    (*12) イメチェンが素晴らしいとの評価で声をのむ。 周りの眼を気にせずに、愉しみましょう。敵は百万ありとても。
    (*13) ピンクのスポーツシャツを着こなしたのだから、君子豹変の方にしといて呉れたまえ。
    (*14) 1960年安保反対運動に参加していた頃が懐かしくなって。
    (*15) 若い頃、回転式の計算機でガチャンガチャンとやっていた昔を偲んで。
  3. 五月の発句
    五月の発句は、
    作るのは 私だからねで 沈黙し (石井ト)
    です。
    庭で自生する蕗を摘んで家内に講釈を垂れたら言われてしまいました。
    台所のことでは注文つけない方がいいみたいですよ。些細なことでも。
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