五月の川柳連歌

HP管理者
さて、五月も、先月同様、川柳連歌にトライしました。
五月の内容を、標記の題名にて掲載します。
良かったら、ご覧ください。 そして、投句などしてくだされば、有難いです。
  1. 五月の川柳連歌
    「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
    また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    77が先の場合は、77を先に書き、後句の575は、後に書くこととします。
    また、57577は1行で表示します。
    なお、作者等のコメントはコメント欄に表示します。
    作るのは 私だからねで 沈黙し00 (石井ト)

    テポドンはドボンするなり日本海 (野中しん)

    みつびしはカンニングして身をつぶし (野中しん)

    永久に不滅の筈の巨人軍 (野中しん)

    春眠を 毎年破る 鴬が 今年来たのは メーデーの朝01 (西本俊子)

    心待ちの 鶯きいて 目覚めかな (石井ト)

    鴬と 聞けば草もち 道明寺02 (さがん)

    鶯の初音を聴いて桜餅03 (石井ト)

    鶯も花もなくとも長命寺04 (石井ト)

    カツオ船 忽ち戦場 かもめ凧05 (さがん)

    休日は 昔は好きで 今嫌い (石井ト)

    駅階段 昔は2段 今手すり (石井ト)
    昔を今になすよしもがな06 (静御前)

    年賀状に 書きたいような 椿寿かな (石井ト)

    長寿とは かくも短き 命かな あえて椿寿に 鞍替えするか07 (さがん)

    我家の大事件 チャドクガに ホロコースト (石井ト)

    チャドクガに 触れて顔相 お岩さま08 (さがん)
    伊右衛門役は 椿か山茶花09 (石井ト)
  2. コメント
    (*00)庭で自生する蕗を摘んで家内に講釈を垂れたら言われてしまいました。 (石井ト)
    (*01) 今年はもう来ないと思っていたら、どこで練習して来たのか、澄んだ大きないい声で今日も鳴いています。 幸せです。 (西本俊子)
    (*02) 食いしん爺のさもしい連想 (さがん)
    (*03) 西本さんなら (石井ト)
    (*04) 私なら。長命寺とは関東で作られている桜餅の別称 (石井ト)
    (*05) 五月の鯉のぼりならぬ、船上はかもめ凧揚げの競演と針外しの修羅場となる。 (さがん)
    (*06) 「熱力学第二法則」を詠ったもの (石井ト)
    (*07) これからの時間、も少し足掻いてみよう (さがん)
    (*08) チャドクガの治療は長期間を要し、不愉快極まりない (さがん)
    (*09) 伊右衛門はお岩の夫。討たれて果てます。 (石井ト)
  3. 六月の発句
    六月の発句は、
    夏来ても 終日(ひねもす)のたり のたりかな (石井ト)
    です。
    蕪村の句「春の海 終日(ひねもす)のたり のたりかな」のパロディです。
    今日から6月、気合を入れたいところですが・・・。
コメントはこちらへメールして下さい。その際、文中冒頭に「HPコメント」と記して下さい。 Email
 

<コメント欄>   当欄は上記のメールをコメントとして掲示するものです。