八月の川柳連歌

HP管理者
さて、八月も、先月同様、川柳連歌にトライしました。
その内容を、標記の題名にて掲載します。良かったら、ご覧ください。 そして、今後、投句などしてくだされば、有難いです。
  1. 八月の川柳連歌
    「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
    また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    歳とれば 今日行く今日用 大事とし(北島さん)
    思うばかりで今日も更けゆく(輝子)

    今日行くはかけ声かけて病院へ(西本さん)
    行く先違うな 我が家忘るな(石井ト)

    我が自慢 病院通い 皆勤賞(さがんもん)
    美女の主治医に会うが楽しみ(近藤さん)

    きょうようが ちっともなくて 抜く鼻毛(石井ト)
    とぜん(徒然)なかとよ きょうようなかもん(さがんもん)

    友と会う手っ取り早き暑気払い (輝子)
    *柿右衛門など観れは尚更 (輝子)
    *合えばおしゃべり時を忘れて (北島さん)
    *地獄に仏闇夜の提灯(石井ト)

    原爆忌 スタップ細胞 蘇れ(さがんもん)
    明日は我が身と 誰ぞ知るらん(さがんもん)

    寒暖計少しばかりか下げにけり(石井ト)
    *今日でお別れね「暑い」言葉と(石井ト)
    *台風一禍 エアコン動かず(さがんもん)

    雨の日の徒然に昔のタンゴかな(石井ト)

    一日も暮れていきます足早に(近藤さん)
    台風去って空は夕焼け(近藤さん)

    しとしとと降る雨秋のはしりかな(石井ト)
    このまま秋に なりますように(さがんもん)

    都会海 人も芥も共に来る(石井コ)
    物に凝滞せずして能く世と推移す(漁父)

    友のうっかり 君もそうかと 親近感(さがんもん)
    *俺のは単に 君のは実は(石井ト)
    *結語は同じ 加齢現象(さがんもん)

    ラジオ聴く 国民学校 一年生(さがんもん)
    *何のことやら 周りは大人(さがんもん)
    *何にことやらさっぱり分らん(石井ト)

    年寄りのいきが自慢のサイクリング(石井ト)
    行きはよいよい帰りは怖い(石井ト)

    薮入りや行くあても無き爺と婆(石井ト)
    故郷(さと)には花の咲くばかりなり(石井ト)

    盆明けに 期待したのに がっかりさ(石井ト)
    *ミンミン引っ込みまたアブラ(石井コ)
    *暑中見舞いと書けばいいのに(石井ト)

    送り火やめた しっかり者の 爺と婆(魚住)
    来年からは 早目に帰そ!(石井ト)

    専門家起こった後で活き活きし(石井ト)
    起こる前には世渡りのプロ(石井ト)

    年甲斐も見栄も無残よ薮に蛇(石井ト)
    風の吹くまま流れのままに(石井コ)

    この夏も たった2日で 逝きにけり(石井ト)
    温度差十度 身に応えおり(栄子)

    #涼しさに 猛暑の夏を 懐かしみ(石井コ)
    #うんざりの 猛暑の夏も 懐かしき(石井コ)
    別れてもォォ 好きな人ォォ(石井ト)
  2. 九月の連歌について
    九月も、もう少し、やってみましょう。
    発句の575、よろしくお願いします。メールなどで、送ってくだされば、ありがたいです。
  3. 付録
    明日は、八月、最後の日曜日。9月から秋とすれば、明日はこの夏最後の日曜日となります。楽しく過ごしましょう。 音楽でも聴いて。
    お勧めは、昔の映画「サン・アントニオ」(1945年)の主題歌 「サム・サンデイ・モーニング」です。
    ある日曜日の朝、憧れの人との結婚を夢見る娘さんを歌ったもの。 我々にもそんな時代があったこと、思い出されるでしょう。
    歌詞は、次のとおり。(ウイキペディアより)
    Some Sunday morning it's going to be
    Some Sunday morning for someone and me.
    Bells will be chiming an old melody,
    Spec'lly for someone and me.
    There'll be an organ playing,
    Friends and relations will stare,
    Say, can't you hear them saying,
    "Gee, what a peach of a pair!"
    Some Sunday morning we'll walk down the aisle,
    He'll be so nervous and I'll try to smile,
    Things sure look rosy for someone and me,
    Some Sunday morning, you'll see.
    語りの部分は、見つかりませんでした。 音声から文字に直そうとしましたが、なかなか出来ません。 残念ながら、諦めました。 でも、最初の一行は、"Have you ever gazed silvery moon hanging low at Texas sky" と言ってるようです。 その後も、テキサスの景色の素晴らしさを愛でているみたい。何しろ、映画が西部劇だから。 因みに、最後の一行は、"When you're down Texas Way you're really in padadise"です。 女優さんは、アレクシス・スミス、男優は、エロール・フリンです。・・・懐かしい名前ですね。
  4. 発句
    小生、このところ、母から受け継いだ系図をめくって、自分にいたる系統をたどったりしておりました。 その甲斐あって、やっと、藤原鎌足まで、線が繋がって、少し安心したところです。 何故なら、親から課せられた宿題を解いた心境だから。
    更に、藤原鎌足の血がどの程度残っているか計算してみました。
    前提条件は、小生で鎌足から60代と仮定。
    (1)そうすると、小生に伝わった鎌足の血は最小で約9X10の15乗分の1と計算できました。
    (2)そこで、ヒトゲノムの数を調べたら、約3X10の9乗個であることが分ったので、
    (3)小生に残る鎌足の血(ヒトゲノムで代用)は、(2)X(1)ですから、3X10の6乗分の1程度、即ち、3百万分の1個程度、と云うことが分りました。・・・面白い!
    結果云えることは、
    茅屋や鎌足60世の館かな
    です。或いは、
    表から裏まで直ぐの館かな
    です。
    結果、9月の川柳連歌、次のようになります。
    なお、「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
    また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    #茅屋や鎌足60世の暮らしかな
    #表から裏まで直ぐの我が家かな
    後句の77、よろしくお願いします。メールなどで、送ってくだされば、ありがたいです。
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