九月の川柳連歌

HP管理者
さて、九月も、先月同様、川柳連歌にトライしました。
その内容を、標記の題名にて掲載します。良かったら、ご覧ください。 そして、今後、投句などしてくだされば、有難いです。
  1. 九月の川柳連歌
    「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
    また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    #茅屋や鎌足60世の館かな(石井ト)
    #表から裏まで直ぐの我が館かな(石井ト)
    *先祖辿れば 名もなき家系(さがん)
    *孫の祖先は 大和とゲルマン(さがん)
    *源流ともに アフリカらしい(さがん)

    秋きぬと合点させたる蜩の声(石井ト)
    寂しき音色ヒグラシ遠し(石井浩四郎)

    今日もまた 繰り返される ”尋ね人”(さがん)
    茶飲みのともなと募集中?(石井ト)

    ”君の名は” 忘れもしない ありみちこ(さがん)
    名のみ残るや 今、数寄屋橋(近藤弥生)

    願わくは 茶飲みのともと 盃のとも(さがん)
    嬉野茶持ち天山訪ぬ(石井浩四郎)

    十六夜で 昨日の損が ひどくなり(石井ト)
    *苦々しくも観つづけるかな(石井ト)
    *粋な心を 持たぬわびしさ(さがん)

    #又一枚 隣の木の葉 散りにけり(石井ト)
    #我が余生 散る葉散る葉の 眺めかな(石井ト)
    昭和また逝く 夏も終わりぬ(さがん)

    強ものの 風邪薬のむ 初秋かな(石井ト)
    *玉子酒なら 引き甲斐もあり(石井ト)
    *玉子酒なら 喜んで引き(石井ト)

    秋寂し メールも滅入る メールかな(石井ト)
    *知恵も体も皆で夕暮(石井浩四郎)
    *覗き見だけで 満足満足(西本さん)
    *悩み居座り メールもフリーズ(さがん)
  2. 十月の連歌について
    十月も、もう少し、やってみましょう。
    575や77、メールなどで、送ってくだされば、ありがたいです。
  3. 付録
    今日から十月、秋盛りです。聊か、心細くなる季節でもあります。 そんなとき、頼りになるのは、友人や家族。 お互い、健康に気をつけながら、頑張ろう。 音楽でも聴いて。
    そんな気持ちに寄り添うような曲を、 ネットで見付けた。 「今日の日はさようなら」です。 普通、森山良子が有名だが、このサイトの歌手、素人さんらしいが、 素敵だから聴いてみましょう。・・・美人だし。
  4. 十月の発句
    昨日、家内が地元のスーパーマーケットで、「佐賀レモン」なるものを買ってきました。
    外見は小蜜柑ほどの大きさで、色は鮮やかな緑色。
    昨夜は、サンマの焼いたのを食ったので、それにその絞り汁をかけ、醤油で食ってみた。 そしたら、昔餓鬼の頃、佐賀で食べた「生の酢」とそっくりの香りと酸味の味がした。 だから、「佐賀レモン」は、ネーミングを変えた「生の酢」だと思った。
    小生の理解するところでは、「生の酢」の方がレモンより格上の存在。 だから聊か、がっかりさせられる思いだった。 でも、「生の酢」では、売りにくいと思ったのだろう。 レモンを入れたネーミングの方が手っ取り早いと思ったのかも。 「生の酢」で押し通した方が、差別化できたかも知れないね。 ・・・そんな思い、発句にしました。
    佐賀レモン 食してみれば 生の酢なり
    です。
    結果、十月の川柳連歌、次のようになります。
    なお、「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
    また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    佐賀レモン 食してみれば 生の酢なり
    後句の77、よろしくお願いします。メールなどで、送ってくだされば、ありがたいです。
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