三月の川柳連歌

HP管理者
三月も、川柳連歌にトライしました。
その内容を、標記の題名にて掲載します。
良かったら、ご覧ください。 そして、投句などしてくだされば、有難いです。
  1. 三月の川柳連歌
    「*」は、発句に複数の後句が付いて場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
    また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
    77が先の場合は、77を先に書き、後句の575は、後に書くこととします。
    また、57577は1行で表示します。
    なお、作者等のコメントはコメント欄に表示します。
    春近し 底が見えたぞ 体重減01 (さがん)

    花見に行かむ 元の背広で02 (石井ト)

    確定申告 終えて今年の 暮らし見え03 (石井ト)

    配偶者控除 増えて春から 縁起いい04 (石井ト)

    雑所得 ピンからキリまで あるけれど
    ピンは卒倒 キリは活き活き05 (石井ト)

    友が逝く 瞼に残る 冬瓜顔06 (さがん)

    挨拶は お互い老けたな 合点する07 (さがん)

    別れには “元気ならば また会おう”08 (さがん)

    ツアー日和 友とも交歓 万事佳し
    帰宅後パニック 財布よいずこ09 (さがん)

    紐付けて 転ばぬ先の 杖となせ (石井ト)

    紐付けは 寄付金同様 こっそりと10 (さがん)

    この期に及んで 見栄を張るとは (石井ト)

    見栄張りは 他人のためと 心得よ11 (さがん)
  2. コメント
    (01)リハビリ途中でインフルと下痢症状に苦戦 (さがん)
    (02) 今までの服が使えるのが嬉しい (石井ト)
    (03) 確定申告が終わるということは、住民税、後期高齢者医療保険、等の税額も決まってくることを意味するから、それを句にしたもの。 特に重要なのは、後期高齢者医療保険の自己負担率。これが1割だといいが、それ以上だと卒倒ものだ。 (石井ト)
    (04) 70歳以上の配偶者の配偶者控除額は48万円。拙宅ではこれまでより10万円増えている。 (石井ト)
    (05) 「公的年金等の雑所得」欄の収入金額区分が7,700,000円以上の該当者について、 後期高齢者医療保険の自己負担率が3割だろうと想像しながら同情はしてない、そんな気分を句にしたもの。 (石井ト)
    (06) 彼とは小学2年時に別れて以来逢えずじまいで、よすがといえば手元にある幼さの残る往時の写真一葉のみ。 (さがん)
    (07) 4年ぶりに会う友、双方ともに容貌がやや小ぶりに変容、相手確認に数秒の微妙な間があった。 (さがん)
    (08) 以前は “じゃあ またな” だったのに (さがん)
    (09) 行きはよいよい帰りは恐い。ある筈のカード入り財布が失せた、カード会社やあちこちに電話かけまくり。 (さがん)
    (10) 財布に紐をつけると、目立って被害に合いやすいので熟練技術を要す。 (さがん)
    (11) 元気だよとの信号なり。 (さがん)
  3. 四月の発句
    三月も昨日まで。今日から4月です。
    今朝、家内が言いました。
    最近、花粉症の所為か水っぱながでるので、ゴミ箱を多用します。そこで、ゴミ出しする時し易いように、ゴミ箱にレジ袋かけようとすると、 脇から見てて家内が言います。聊か非難気味に。
    「あばかんじゃんね!」と。
    小生、
    「いや、入っさい」と。
    家内、
    「あばかんて佐賀弁ね?」と。
    小生、
    「そうだよ」ときっぱりと返事しました。
    何しろ、ネイティブ佐賀んもんだから沽券にかけて応えたのでした。
    最近、固有名詞、特に人名が浮かばないことが頻発しますが、まだまだ、佐賀弁には自信があります。
    四月の発句は、
    佐賀弁で 四月の朝も 無事に明け (石井ト)
    (ネイティブ佐賀んもんが佐賀弁出ないようなら要注意。ちかーとばってんでも駄目。固有名詞が出ないのは平気だが。)
    付け句などお待ちします。
    四月も投句方よろしく。
  4. おまけ
    上の会話にもありますが、言葉で面白いのは、「ね」という結語。 調べたら、文法上「終助詞」というそうです。 佐賀弁に限らず、日本語のチャットを聴いていると頻発しています。 特に目立つのは、舞の海の相撲解説。・・・五月場所で確認ください。 「ね」が使えないと、解説が成立しないのではないかというくらい多用してますから。
    それからもう一つ、口語の終助詞に「な(なあ)」があります。
    例えば、「花が咲けばいいなと思う」というように使い、断定を避け柔らかみを表す役目を果たすようです。 最近のテレビ見てると、老いも若きも頻発していますよ。何か断定を避け、可愛げを出そうとするかのように使われてるみたい。 自信が無いのかもしれません。言い切るだけの。年寄りや大の大人が言うのを聴くと歯痒い思いがします。・・・もっと男らしくせんか!と言いたいときもあるのは私だけだろうか。
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