- 7月7日(七月の発句)
四分の一が 四分の三より 大となり (石井ト)
(分母の四は冠婚葬祭)
- 7月9日
世の中は ミステリーに 満ちている テレビもAIも 人間も (石井ト)
(テレビはミステリー番組だらけ。AIもミステリアス。人間に至ってはAI以上。)
(朋の訃報、七夕の夜感傷に耽る)
願わくは 妻に抱かれ 我逝かん (さがん)
あわよくば 朋に知られず 我逝かん (さがん)
- 7月18日
暑さ慣れ 齢79の 自慢かな (石井ト)
(最近、昔ほどは暑さを感じなくなったように思います。暑さ慣れですね。)
- 7月24日
(私は今月生れ。この暑い季節に予定よりひと月遅れで生まれたという。
臨月の母の苦労が偲ばれる。「ガタの国から」を観ました。)
この暑さ 我もなりたや ムツゴロに (さがん)
(むつごろの、炎天下の涼しそうな顔)
お薦めは 洗足池で 一泳ぎ (石井ト)
(確か洗足池が近かったよね)
- 7月25日
(お薦めはにつけ;)
想いだす 初泳ぎは 城内堀 翌日教師に げんこつ食らう (さがん)
(佐賀市城内のお堀は禁泳地区?、誰かにチクられた)
- 7月26日
2回目は 菊池寛のが お薦めだ (石井ト)
(チクられた恨み、そろそろ忘れることだ。思い出して欲しいのは菊池寛の「恩讐の彼方に」。青の洞門を開いた恩讐の物語である。
教科書に載ってたよな。確か。
教科書はいいが、こんな話が教科書に載ると、感激が湧かない。自分で選んだものではないからだろう。いわば押し付けられた感激かな!感激にはオリジナリティが必要かも知れない。)
- 7月30日
蝿叩き 朝飯前の 一仕事 (石井ト)
(このところ毎日のように、蝿が一匹、朝飯の食卓上空を遊弋している。どこから入るのか分からないのが問題だが、取り合えずは、
今そこにある危機を排除せざるを得ない。
家内とする奮闘努力の協業である。情け容赦なく私が叩いて、家内が摘まんで捨てるのだ。・・・お盆のときは止そう。追い払うだけにして。)