うろ覚えの往時の歌を口ずさむ

2020/05/15 野中 進
今日は。ご無沙汰しています。遠い昔口遊んだ青春の歌を整理することとしました。 コロナ騒ぎで不要不急の外出を控えていますが、こう長くなると退屈で無聊を囲っています。そこで往時の青春歌をもう一度おさらいしている次第です。
  1. 荒城の月
    (荒城の月)
    おなじみ土井晩翠作詞、滝廉太郎作曲で明治34年の「中学唱歌」に掲載された。 土井は仙台の青葉城ないし会津若松の鶴ヶ城を想定しているが、滝は大分県の岡城を想定していたらしい。日本初の西洋音楽であるとも言われている。
  2. 北帰行
    (北帰行)
    原歌は旧制旅順高等学校の愛唱歌で、寮歌でもあったらしい。第2次世界大戦後、歌声喫茶で広まり、昭和36年、歌謡曲としてブレークした。 1番は良く覚えているが、2番以下はほとんど記憶バラバラで断片のみしか覚えていない。
  3. 坊がつる讃歌
    (坊がつる讃歌)
    神尾明正作詞、松本征夫作曲天山や九重山に登ったとき口遊んだものだが、はるか大船の峰仰ぐ山男の表情が垣間見えて言う事なしの名曲。 広島高等師範学校の山岳部が原曲である。本当に心に沁みる名曲である
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「北帰行」:素晴らしい!
石井ト
「北帰行」、改めてこの曲を聴くといいね! 小林旭バージョンよりこっちの方が格段にいい。 調べたら、作詞:宇田博、作曲:宇田博とある。 曲もいいが、詩も更にいい。同時の旧制高等学校学生の学力・センスが今より数段上だったことが解る。 小生、小林旭バージョンで聴いたことはあったが、小節を使うし、編曲もイマイチだし、特にいいとは思わなかったが、このバージョンは素晴らしい。 歌手は、緑咲香澄。小節を使わず淡々と歌うところがいい。だが、彼女はボーカロイドだ。即ち、人の声を元にした歌声を合成したものである。 詳しくはここをクリック。 宇田博氏については、ここをクリック。 この詩、よく書けたものだと感心した。中々書けないよ、並みの能力では。 (2020/05/26)