- 10月1日(十月の発句)
わが財布 診察券で バランスし (石井ト)
(今や財布の形を保つ上での主役は診察券だという現実を嘆いたもの。
年齢を問わず、即ち時間に依らず、財布の厚みが一定だとしたら、その中にある診察券の厚みと現金の厚みは相関関係にあることになる。
式で書けば、次の通り。
「診察券の厚み」+「現金の厚み」=一定
上の川柳は、これを、詩的に表現したものです。)
- 10月11日
扇風機 終う門には 秋来る (石井ト)
(今日、扇風機を終いました。我が家では2台の扇風機を使うのですが、2台ともダンボールに入れて、押し入れにしまいました。
今日の関東は4時前だというのに、もう暗くなり夕方のようで、扇風機を終う家内を見て、我が家にも秋が来たな、という気がしたのでした。)
- 10月15日
週一の パズルで頭 モニターし (石井ト)
(3週前から土曜日ごとに新聞についてるクロスワードパズルを解いている。昨日で三回目であるが、ふと思ったのは、
これで、自分の頭のボケ具合をモニタ出来るな!ということ。今の新聞には大概パズルついてるから、やってみるといい。
金はかからないが時間がかかる。大体、2〜3時間で全部解けるようだ。勿論、ネットの助けが要るが。ネットやらない人は、
やる人に訊いたりするから、その4〜5倍の時間を見たほうがいいだろう。
我々にとって時間が掛かるのは歓迎だが、
自分で自分のボケを見つけるという自己発見が新世界へのデビューを果たすことになるのは覚悟しなければならない。)
総選挙 テレビに出る顔 みたんなか (さがん)
(多額の国費を使って、国民に何を問う? )
着るものも 夏秋冬の 合従連衡(三つ巴) (さがん)
(この寒さ、10月は夏から初冬へ)
- 10月30日
卒後60年 アルバムはもう ミステリー (石井ト)
(この度開催された卒後60周年記念同窓会で写真を撮ったので、写った人の名前を知ろうと卒業アルバムを開いたが、
さっぱり分からなかった。卒業アルバムは最早ミステリーの書架が相応しい。)
同窓会 幹事の心労 如何ばかり (さがん)
(個人差大きく諸事確認に一苦労、いつの間にかそんな齢になったな〜)
神無月 神の居ぬ間に 神風(台風)襲来 (さがん)
(元寇にダブルが意味不明?)