- 3月1日(三月の発句)
3月、弥生の響きはいいですね。今日は20度を超える暖かさ。
春風に 誘われ散策 聞こえ来る どこからともなく 仰げば尊し (さがん)
(この季節の校庭。懐かしいな〜、どこからともなく聞こえる上級生の合唱練習)
- 3月2日
三月の 風吹き爺の 目は泪 (石井ト)
(昨日あたりから目がしょぼしょぼし出して、今年も花粉症との付き合いが始まりました。
これ、芭蕉のパクリ。元句は「行く春や 鳥啼き魚の 目は泪」です。)
- 3月13日
ホカロンに 三行半を ぽんと投げ (石井ト)
(昔、「妻恋道中」という流行歌があって、「好いた女房に 三行半を 投げて長刀 永の旅 怨むまいぞえ 俺らのことは またの浮世で 逢うまでは」
と歌いました。小生は、そろそろ暖かくもなったので、ホカロンと別れることにしたのです。本当に別れたいのは花粉症なんだけど・・・。)
- 3月23日
先日の雪は全く予想していなくて、肝心の“水”在庫なく、せっかくの今期三度目の雪見“水”のチャンスを逃す。
弥生雪 忘れたころに やって来る 不意を衝かれて “水”瓶空っぽ (さがん)
(前日からの悪天候のため買い物に出かけられず、“水”の在庫補填せずにいた)
落ち込むな 雪見が駄目なら 花見があるさ (石井ト)
- 3月25日
エール深謝(口先だけでも有難い)。
返句;
春よ花 長生きもまた 素晴らしい (さがん)
(久しぶりに妻との散歩、満開の桜に今年も会えた)
付句;
いたわって いたわってまた 花見かな (石井ト)
- 3月31日
落ち込みがちな日が続いたが、今年もまた花見を楽しめた。
春よ花 長生きもまた 日々新た (さがん)