平成三十一年三月の川柳連歌
HP管理者
今年も、川柳連歌にトライしています。
投句はその都度、このページに追加掲載します。
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平成三十一年三月の川柳連歌
「*」は、発句に複数の後句が付いた場合を表しています。記載の順序は投句の到着順です。
また、「#」は、575に対する形式的な調整の提案を表しています。
77が先の場合は、77を先に書き、後句の575は、後に書くこととします。
また、57577は1行で表示します。
なお、括弧書きは作者等のコメントです。
3月1日(三月の発句)
あれもこれも 後の祭りの 余生かな (石井ト)
(今日は3月に入ったというのに予報に反し朝から曇り。そんな時は落ち込んでしまう。
・・・「出るは詮無い 繰り言ばかり」である。
概ね思い出は苦い。
・・・「コーヒーで言えば キリマンジャロ」。
・・・「音楽でいえば
夜のタンゴ
」だな。
この音楽は同名のドイツ映画で悲劇を撮ったものと記憶している。でも曲調はロマンティックだよね。優しいし、落ち込んでも救いがあるって感じがいい。)
3月3日
今日は寒いひな祭り。母を想い、なぜか親父を偲ぶ
ひな祭り ふと蘇る 親父の口癖 (さがん)
これからも 余生ではない 卒寿の春 (さがん)
3月6日
今日は二十四節気の「啓蟄」。虫眼鏡のお出ましだ。
啓蟄を ルーペで見てる 爺かな (石井ト)
(何も這い出た虫を見ているのではなく、カレンダーで確かめているのである。添え書きの小さな字が裸眼では読み取れないからだ。)
座右のもの 昔は書、だが 今ルーペ (石井ト)
3月22日
昨日、東京地方の桜は開花した。・・・だがっ!
花見とて 既に六日の 菖蒲かな (石井ト)
(野暮用で多忙だったが、昨日、やっと見通せる段階に来た。・・・やれやれだ。 それで、昨日の開花宣言に鑑み、花見の気分になったが、時既に遅しで集まりそうになく断念せざるを得なかった。その気分を川柳にしたもの。
「六日の菖蒲」とは、菖蒲は五月五日の端午の節句に用いるもので五月六日では間に合わないことを意味する慣用句で、後の祭りの意味で用いたもの。)
3月28日
春じゃとて 散る花もあると 独り言 (石井ト)
(昨日銀行に「変更契約証書」なる物々しい標題のついた紙きれを書きに行ったが、前以て言われていた印鑑持参をうっかりし、 出直しの不名誉に泣く結果となってしまった。「準備は、完璧だ!」と自信満々だっただけに、・・・ショックだった!)
3月31日
呆けてれば 自覚出来まい 己が呆け (石井ト)
(一昨日の29日の金曜日、重要な払込があったので、銀行のATMで、うまく引き落とされたかどうか確認する必要があった。 それで、サイクリング途中の小平駅前のATMで記帳したが、「この通帳はお取り扱いできません」のコメントで、記帳ができなかった。
その引き落としは重要であったから、吃驚するとともにパニクッテしまった。
引き落とす側の銀行に電話したところ、出たオフィスガールに「それ、他の銀行のではありませんか?」と冷静に言われて、 はたと気がついた。ATMをとり違っていたのである。
先般の印鑑忘れと言ひ、実績を積みつつあるのは、自覚と事実の乖離である。 だが、それを自覚出来れば呆けてないのではないだろうか。・・・やはりこれも乖離かな???)
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アップデート:2019/03/31 [「呆けてれば」を追加]
アップデート:2019/03/28 [「春じゃとて」を追加]
アップデート:2019/03/22 [「花見とて」を追加]
アップデート:2019/03/06 [「啓蟄を」「座右のもの」を追加]
アップデート:2019/03/04 [「ひな祭り」「これからも」を追加]
アップデート:2019/03/01 [
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