- 5月1日(五月の発句)
81歳 仕事請けたら このざまよ (石井ト)
(小生、4月10日で八十一歳となった。そして感じるのは体力の低下。退屈しのぎに4月からシルバーの仕事を請けたらこのざまだ。想定外である。
・・・でも請けた以上はやり抜くぞ!しかない。・・・律儀だよね〜戦前派は。)
- 5月2日
令和元年 初便は納税 通知書よ! (石井ト)
(これにコメントは不要だろう。等しく共感するところであろうから。そう!言わばやけくその心境が共感できるのである。)
- 5月3日
花のあと 花拾う人 捨てる人 (石井ト)
(花拾うとは八重桜を見ること。捨てるとは花ガラを掃除するという意味だ。私は今、染井吉野が散ったばかりの青梅市内の緑地で掃除の仕事をしている。
緑地に来る人は花の名残を探す人がたまに通るのと私とである。)
5月とも なれば花ガラ 八重桜 (石井ト)
(これも同じく、この季節、桜の残滓と八重桜の重なる景色を詠じたもの。)
山政や マグロにアサリに もう一つ (石井ト)
(昨日、花小金井の三浦屋で家内が山政の佃煮を3品買っていたが、その記憶を思い出して書いたもの。
・・・2品までは思い出せたが3つ目がどうしても思い出せない、というところに可笑しみがある。訊けばいいじゃないかとかレシート見ればいいじゃないかというのは、風情が無い。
可愛さもない。訊かないところに面白みがるのだ。訊けないことも訊きたくないこともあるのだよ。・・・ついでに言うが、アサリが美味だった。オルニチンも入ってるし。)
- 5月4日
テレビドラマって 言い争ってるか食べてるか だよね (石井ト)
(チャンネル回すとき、テレビドラマを垣間見ることがあるが、その度に思うことを書いたもの。字余りだが、詩というのは、話言葉の韻を踏むのが基本だろうから、俳句のルールである、
文字数で規制するのは、おかしい。韻数で規制すべきだと思う。子音の多い英語などでは韻数で勝負している。今回はそれを試みてみた。)
- 5月5日
パイナップル 半額売りのが 一美味い (石井ト)
(今朝出されたのがパイナップル。それにヨーグルトをトッピングして食べたが、美味かった。家内が得意そうに「半額だった」と言った。残り物に福あり、だよね。これから狙わなくちゃ!
柳の下に2匹目の泥鰌はいるだろうか・・・?)
- 5月14日
明日は晴れ 総替えするぞと 妻に言い (石井ト)
(女房孝行の句である。晴れなら洗濯ものも乾くだろうから総替すると述べたもの。反対に雨なら洗濯しないでいいようにするということだ。)
- 5月27日
扇風機 五月の風の 仲間入り (石井ト)
(今日は暑くて驚きました。まだ五月なのに、もう33℃です。耐え切れず扇風機のお出ましとなりました。)