佐高八期会「八つ岳ハイキング」報告

石井浩四郎
八期会の一泊のハイキング旅行を始めて何年になるだろう。もう10年以上続いていると思う。 今年は10月23〜4日八つ岳方面を歩いた。最初の年の八甲田山は文字通り山登りだったが、 近年は皆さんの脚力も問題が出てきて、最近は軽やかなハイキングと上手いもの賞味に 主体を移している。
今年は10月23日〜24日に総勢9名で八つ岳方面に出かけた。23日(火)朝、「スーパーあずさ」で集まり 小渕沢駅に降りたったら生憎の雨、それでも予定通りレンタカー2台に分乗し早めの昼食に向かう。 昼食に予約していたのは、女性に人気の柳生博の「八つ岳倶楽部」、ここは紅葉を求めての お客で結構混んでいたが、どうせ雨の中だとゆっくりと食事とダベリを楽しんだ。 広い庭園は紅葉も盛り、散策が残念ながら傘をさしながらでいまひとつだったのは残念。 午後は気を取り直して白樺派の清春芸術村へ向かう。小さな美術館だったが武者小路の 白樺派の絵とルオーの絵をゆっくりと鑑賞できた。雨の中早めに宿舎「ダイヤモンド倶楽部美術館ホテル」に 向かった。
早めの夕食は和食会席、お好みのお酒類も入り賑やかに和気アイアイ、久しぶりの八期会を 楽しんだ。二次会は別室であり高城さんの詩吟とハーモニカのコラボ。どちらも練習の甲斐が 上出来なコラボとなり、詩吟には尺八でなくハーモニカでも伴奏OKを実証できた。加えて宇佐見さんや 近藤さんの俳句の吟詠も花をそえ、11月8日の同期会での「花は咲く」の練習をしてその夜は解散。
 
2日目は前日とは一転して雲一つない晴天、まず甲斐小泉にある日本名水の一つ「三分一湧水」を 散策、つづいで「平山郁夫シルクロード美術館」を見学、ゆっくり巨匠の絵画を楽しんだ。ここは画伯の 絵画のうちシルクロードの大絵画だけを展示した美術館で他では見られないものだった。 そのあと、前日とは一転し、コンビニでお弁当を仕入れ「杜龍の滝」へ、ハイキング会の名の通り車を捨てて ハイキングに挑戦、と言っても歩いたのは僅か15分ほど、それでも紅葉の木々に囲まれ、名勝の滝の前での 自然のマイナスイオンを浴びながらのお弁当の味はまた格別だった。つぎに向かったのは ポールラッシュ氏が開いた清里の牧場「清泉寮」、牛と羊を眺めながら名物のアイスクリームを賞味できた。
その後はドライブ途中で「東沢大橋」のポイントから渓谷の紅葉を堪能し「天女山」を訪れた。ここは不思議な 山で、駐車場で車を捨てやや下っていくと「天女山」の頂上に到達するという面白さ。下りだけでは物足りないと 今度は「天の河原」にも挑戦、今度は登りの試練約20分の本物の山登りで頂上到達、1620mの文字通りの 山頂で四方の山々の展望を楽しんだ。
盛り沢山のハイキングと紅葉を楽しみ高原道路を経て出発地の小淵沢に戻り、再び「スーパーあずさ」で 帰宅の途へ、来年を楽しみに思い出の多かったハイキング会を終えた。
 
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