花見、お台場から船に乗って(続)

石井俊雄
隅田川本流に出て最初に潜るのがこの永代橋です。
写真としては面白くないけど、船からしか見えないアングルというところに、非日常の面白さがあるのかな〜、という感じです。 この後、浅草の船着場まで、10ほどの橋を潜りますが、そんなアングルで写真を撮りました。
この橋を抜けると直ぐ右岸の一帯が「佐賀町」といいます。 佐賀との関係は、少しありそうですよ。 詳しく知りたい方はここをクリックして下さい。
写っているのは、隅田川大橋です。
運転席の向こうに清洲橋の姿があります。
この記事を書くため、地図を繰ってるうちに発見したのですが、この後、昼食に訪れる予定の「深川宿」 という店は、この清洲橋を右舷方向に下りて800mほどのところにありました。 土地勘がないので、行くときは全然分からないことでしたが。
清洲橋を抜けて300mほど行った右舷に見えたのが「小名木川」の河口です。
小名木川は、江戸時代に開鑿された人工の運河です。 興味ある方は ここをクリックして下さい。時代劇や時代小説では必ずと言っていいほど登場する地名です。
新大橋です。
船の右舷を見ています。
首都高速6号向島線が、江戸橋JCTに向かって隅田川を渡河するところです。
右舷を見ています。
この橋を潜って左岸び広がる一帯が「浜町河岸」です。 昔、流行った「明治一代女」という流行歌を思い出しますね。
浜町には、明治座がありますね。 戦前では、新派の牙城だったところです。 新派劇は、例えば、泉鏡花の「婦系図」とか、川口松太郎の「明治一代女」など、 皆さんもご存じの演目で知られています。
この歌声、素敵ですね。照菊(てるぎく)という歌手の歌声ですが、小生、名前を聞くのは初めてです。 東京都葛飾出身で我々より14歳年上。 名前からして、また、歌い方からして、「照菊姐さん」というところでしょうか。 でも、この歌声、音が合ってるし、上がるところがぴったし上がってるし、とても素晴らしい。 昭和63年、64歳で亡くなられたそうです。
もう一曲、素敵なのを聴いてみましょう。 「梅は咲いたか」です。 この曲は、「小唄」のスタナン。 この歌声、曲に合ってますね。間がいいというか、素晴らしい。
右舷から見た両国橋です。
両国橋を過ぎると直ぐ、左岸に見えるのが神田川が隅田川に注ぐ河口です。 その直前、神田川に掛かる最後の橋が「柳橋」。
この一帯も「柳橋」といいますが、今でも、洗い髪の姐さんが見られるとのこと。 タクシーの運転手からききました。
でも、前に行ってみたことがあるのですが、確かに、色っぽい街並みでした。 芸者衆の寄進で出来た神社があったりし、一度、踊りを見てみたいものです。
右舷から見たJR総武線の鉄道橋です。
右舷から見た蔵前橋です。
右舷から見た厩橋です。
右舷から見た駒形橋です。
右舷から見た吾妻橋です。
これを潜ると直ぐ左岸に浅草の船着場があります。
(写真の枚数が多いので、ここで、一旦、切ります。続続編は、ここをクリックして下さい。)
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  • アップデート:26/4/6    [Return]