高尾山登山

石井浩四郎
梅雨入れ前を狙って6月5日に高尾山に登った。幸い雨に悩まされず暑くもなく理想的な好天の山登りだった。八期会東京の山登りグループも以前は多人数で活発に活動していたが、今や参加者が減少して呼びかけてもなかなか集まらない。今回はいつも元気な永淵君と牛島さんを誘い、他の私の友人を加えて6人の山行きだった。昨年の高尾山以降腰の調子が今一つでなかなか決行の決心がつかず、今回も最後まで歩けるかとヒヤヒヤしながらの山行きだった。登りがけはどのルートを選択するかで悩んだが、一番山らしい道と言うことで6号路を選択、山の雰囲気を十分味わいながらどうにか気持ちよく頂上までたどり着けた。大人気の山だけに頂上は結構な混雑だったが、富士山がくっきりと大きく見え望外の贈り物だった。
帰路は薬王院まで下り昼食に薬王院の精進料理を初めて賞味、皆初めての料理で堪能した。薬王院には料理を供する部屋がゆったりと確保されており時間的にも余裕のある対応が出来ていた。お坊さんの料理人が舞台裏で大いに活躍しているように伺えた。高尾山は何せ都心から近いし、しかもケーブルかリフトで登れば20分程度の歩行で山頂に到達できる。幼稚園児でも登っているし体力に合わせてのハイキングがお勧め。それに精進料理を組み合わせればこんなハイキングは楽々で楽しいし、秋には温浴施設も開業するようでますます高齢者にも楽しめるハイキングになりそう。
今回の仲間でも道々話をしてみると皆それぞれに体力的な悩みを持っており、それぞれの内心では心配しながらの参加であったようで、私も意を強くした次第。今後も様子を見ながらいつまで続くか体力を勘案ししながら高尾山登山を続けていきたいと思った。
八期会3人の写真と精進料理の予約看板の写真をご覧ください。