遂に実現したヨーロッパ アルプス トレッキング紀行

H29/7/30
永渕素行
新田次郎の小説「アルプスの谷、アルプスの村」の「もう一度行きたいスイス」の思いで 念願のヨーロッパアルプスの雄大な大地を再度トレッキングしてきました。
5年前に行ったアルプスが大変綺麗で、マターホルン、アイガー、ユングフラウ、グランドジョラフ、シャモニー、モンブラン等々がもう一度、 「おいでよ!!」と呼んでるようで今回、念願かなって行きました。
6月から7月初めが、山に咲く花で素晴らしく、山々のトレッキングを楽しみました。
成田空港よりチューリッヒ空港へ直行便で12時間の旅を始めました。
スイス航空で直行です。
一番後ろの窓側の席で外の景色がよく見えて、最良の席でした。
もう直ぐスイスチューリッヒ空港です。
成田13:30分発で12時間経過、日本時間では夜中、2時30分ですが、まだ明るい。 これから時差に悩みました。
一泊目のサンモリッツのスイスらしい景色
2日目先ず氷河特急("Glacier Express")に乗り、トレッキング地点へ。 発車のベルも鳴らず、車掌の笛の音もなく、静かに発車します。
高山植物の中をトレッキングです。
アルペンローゼ(アルプスの3大名花の一つ)です。いたるところに咲いていました。
3時間も歩いたら氷河が目の前です。氷河に削られて谷が出来るのが想像できます。
石葺きの家の向こうの氷河の山を見ながら、2泊目の「ツェルマット」の街へバス移動です。
2泊目のツェルマットの街です。向こうにマッターホルンが見えます。
ツェルマットの街より、マッターホルンです。街は観光客で賑わっていました。
3日目、トレッキングルートは沢山あり、4〜5時間かけて歩きます。 標高2500m前後のところを標高差500mくらい上り下りします。
マッターホルンを見ながらのトレッキングです。 思はず万歳です。足元には高山植物が咲いています。
足元に咲くスミレの花です。(大きい)
紫色が鮮やかな「ヤマヤグルマソウ」です。
4日目、ゴルグナード展望台、3100mです。 (1700mのツェルマットより電車で3000mの世界へ)
ゴルグナード展望台下のゴルグナード氷河です。
氷河の横を下りながらトレッキングを始めます。
ハイキングの岩場の陰でエーデルワイスを見つけました。 (日本のウスユキソウより肉厚です)(アルプスの代表的な花です)中々みつけることは出来ません。
逆さマッターホルンが見える湖に来ましたが、マッターホルンは雲の中です。山は天気次第です。残念!!
中々見ることが出来ない「マーモット」が出てきました。一瞬のチャンスです。
山小屋泊まりです。部屋は個室ですがシャワーは室外で、3スイスフラン(350円)です。 歴史を感じる山小屋でした。(中心は山小屋のオーナー)
スイスは湖が多く、スイスらしい景色の一つです。
羊の放牧も始まっていました。
スイスの雄大な大地に向かって「バンザイ!!です」
エキーユ・デュ・ミディー展望台。岩山へロープウエイで3800mへ。フランスのシャモニーです。
エキーユ・デュ・ミディー展望台はロープウエイで3800mへ登り、後を岩の中をエレベータで42m登り「3842m」へ行きます。 富士山より高い所です。
エキーユ・デュ・ミディー展望台(3842m)より見るモンブランです。中心の奥の丸い山です。
3800mの展望台の外には、雪山を登る人達が行列で歩いています。
メンリッヘン山小屋へ、ロープウエイを2度乗り次いで標高2500mの山小屋です。
冬はスキー場のため、部屋は個室、シャワー付き。アイガー、メンヒ、ユングフラウの3山が目の前ですが、雲の中で見えず残念!
メンリッヘン山小屋よりトレッキング3時間後、登山鉄道でユウングフラウ・ヨッホ展望台へ(3454mです)
最終トレッキングはシルトホルン展望台(2970m)、ロープウエイで登ります。
007のジェムス・ボンドの撮影場所です。ここでも2500m付近を4時間のトレッキングを行い今回のトレッキング終了でした。
今回のヨーロッパアルプスのトレッキングは、実質10日間、晴れた日もあり、雨、雪の日もありで、ハードなトレッキングでしたが、思い出の多いヨーロッパアルプスでした。
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永渕君の山岳トレッキング
To.Mr 永渕
山 下 永 二
永渕君のアルプス山岳トレッキングの写真を見て、なんと素晴らしいことだろうと感激しました。
富士山と同じ位の標高で酸素が少なく80歳近くの人が耐えられるのは、日頃からの訓練で慣れているからだろうと思います。
小生は、20数年昔にマッターホルンを見るために、スイスの登山鉄道の乗って家内と二人で行きましたが、濃霧のため、拝見できなく残念に思っていました。10月中頃の時期がよくなかったのか運が悪かったのか。
バンザイした笑顔で永渕君の幸せ一杯の姿が変わって叶えてくれたような気持が直接伝わってきました。
ハラショウ!
(2017/08/03 06:08)