ヒヨドリレポート その1

H30/7/30
森永 明
一昨年に続き再びヒヨドリが巣を構えた。 それも前回とほぼ同じ場所、目と鼻の先にまさに手を延ばせば鷲掴みできそうなところにだ。
作り始めは長いビニール紐を数本の枝に巧みに絡ませそこを足場に 次々と材料を 重ね、絡ませ築き上げる。この様子は前回と全く同じ!!。 同じ鳥のしわざとしか思えない。
ツバメならともかく、ヒヨドリなんて聞いたことがないが、 ムクドリやスズメは同じ場所に営巣しているようだ。 ヒヨドリもそうなのか?、しかし去年は見なかったなー。
今回から、雛が無事に巣立っていく様子をレポートする。 ただし、 過去にもキジバトやムクドリが巣立ち寸前の丸まる太ったところで野良猫に襲われた。厳しい環境でもある。
巣の在る場所
玄関ドアを開けて目の前の肥後椿小木、ドア上端を左に延ばした葉の途切れる辺りに在る。
7月13日午後1時頃。初めて見つけた。直ぐヒヨドリと分かった。前回(2016年6月)と同じ場所に同じ材料、同じ作り方である。
とにかく目の前なので、鳥と私はしばしばはちあわせする。むこうのとてつもないおおきな鳴き声で驚くが、こちらとて奇声にビックリする。
同日午後5時頃。4時間でここまで作りこむ。しかし、ビニールひもは何処から運んでくるのか? 白色がほとんどである。青や赤は無い。
7月14日午後1時頃。材料もかなり大きい物がある。しかし白色である。
同日午後6時40分頃。上から覗き込んだところ。ピントボケだが中の様子が分かる。
ビニールひもばかりかと思いきや細長い小枝をガッチリ絡ませ頑丈そうに見える。
7月18日午前7時15分頃。巣作り工事もかなり進み形が整っている。終盤に近づいたか。
同日午後12時40分頃。
巣作り始めて6日目の7月19日御前9時40分頃。長さ30mmぐらいかな。うずら豆の茶色の模様によく似ている。
前回も3個で孵化したのは2羽であった。
今日も卵の模様の色相変化を写そうと、巣が空いている時を狙っていたら突然親鳥がかえってきた。
日頃静かな玄関前に人間が巣を覗いているいるのを見て魂消たのか、独特の鋭く大きな声で啼きだした。
目の前でホバリングし、今にも飛び掛からんばかり。
大きな嘴をあけて奇声を上げるヒヨドリ。こちらも怯まず一枚パチリ。
その後落ち着き抱卵していた。 ワルカッタナー。
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