2020年7月5日
京都大学 教育推進・学生支援部長 殿
京滋六大学準硬式野球連盟
理事長 谷川眞雄
要望書
拝啓
酷暑の候、コロナ禍という大変な事態の中にあって、大学として授業は勿論、学生の課外
活動等種々の対応に腐心していただいておりますこと有難く感謝いたします。
私は京滋六大学準硬式野球連盟(京都大、龍谷大、先端大、花園大、滋賀大教育、滋賀
大彦根キャンパスの6チームで構成)の理事長の谷川眞雄と申します。
この度幣連盟の秋季リーグ戦の開催に関し、折り入ってお願いがあり僭越ながら要望書を
提出させて頂くことに致しました。
- (要望)
貴大学の準硬式野球部の練習を少なくとも7月19日以降の再開を許可頂き、少なくと
も8月19日以降の京滋リーグ秋季リーグ戦への参加を許可して頂きたく存じます。
- (趣旨)
幣連盟の公式戦は極力授業の妨げにならないようにとの配慮で春リーグ戦を(春休
み:3月中旬〜4月上旬)と秋リーグ戦を(夏休み:8月中旬〜9月上旬)に開催し
ています。
今春は緊急事態宣言下リーグ戦開催を断念せざるを得ませんでしたが、幸いにも5
月25日緊急事態宣言が解除、その後都道府県においても自粛要請が順次緩和され6
月19日休業要請が全面解除されました。野球界では6月19日無観客とはいえ待望
のプロ野球の開催、更には7月11日京都府高校野球大会の開催等イベントにより一
部制限はあり又油断は禁物ですがある程度従前に戻ったと理解しています。
こうした自粛要請の解除を受け、幣連盟傘下のチームは貴大学を除き秋リーグ戦に備
え6月中旬以降練習を再開しています。
釈迦に説法ですが、課外自主活動である野球を通じての心身の鍛錬、練習の辛さ、試
合の勝敗で味わった達成感と悔しさの記憶、学部や大学の枠を超えた友情の広がりは
学生にとって、生涯を通じて大きな力になると信じています。
幣連盟としましては、春断念の無念とこうした思いを込め、秋リーグ戦を1チームも
欠けることなく完全な形で実現してあげたいと願っております。
つきましては、文武両道の魁、昨春季リーグ戦の覇者、幣連盟の中核である貴大学の
参加を是非ともお願いしたく存じます。日程的には秋季リーグ戦は8月19日開始を
決定しており、選手が怪我をしないためには少なくとも1か月の練習期間が望まれま
す。
以上の趣旨から、貴大学の準硬式野球部の7月19日以降の練習再開、8月19日以降の秋
季リーグ戦への参加を許可していただけますよう要望致します。勿論「三密回避の厳守」
等コロナ感染予防対策は徹底してまいります。
何とぞご検討の程、宜しくお願い致します。
敬具