起動できないパソコンのデータを読取るには?

2019/11/25 石井ト
  1. イントロ
    4日前の21日、私のパソコンが起動できなくなった。
    パソコンは、平成20年11月24日に秋葉原で買った中古品。日立製の"FLORA"で、OSはWindowsXPだ。
    起動できなくなったパソコンを治すには、WindowsXPのCDが必要だが、そんなものは無い。そのような時は店に来れば直す、と言われていたが、 もう11年も昔の話なので、行っても治してくれるかどうか不明だ。
    その日立"FLORA"の中には、色々なデータが入っていて、パソコンは惜しくないがデータを捨てる気にはなれない。
    そんな状況下にあって、どうするか、長くパソコンを使っていると、あり得る話である。
    今回、そのような苦境からどうやって脱出したか、それを紹介したい。
  2. 回復の方法
    • アイディア
      自分で、治せなくとも、データさへ見れればいいわけで、そのデータがどこに入っているのかと言えば、 パソコンの中のハードディスク(以降「HD」と記す)に記憶されている。 従って、パソコンからHDだけ取り出して、もう一台のパソコンの外付けHDとしてやれば、そのパソコンから見れるはず、となる。 これが治しのアイディアだ。
    • 写真で説明
      口で言うより目で見た方が早いので、小生がやった方法の現場写真を掲載しよう。 もう一台のパソコンの外付けHDとするアイディアの核になるパーツが電源線とUSBケーブル。 その画像を示そう。次の写真を見てくれたまえ。
      01
      写真中央にあるのが、壊れたパソコンから取り出したHDだ。
      その下部に2本のコードがあるが、左のはUSBケーブルで、右にあるのが電源線だ。
      私は、この二つのパーツをセットにして箱に詰めた商品をヨドバシカメラで2009年5月に、1,580円で買っている。 箱にそうメモってあったからわかったが。 ・・・今も同じようなのがパソコンショップで売ってるだろう。確認してないが、可能性は高い。
       
      次の写真は小生が実際やった方法の現場写真だ。
      02
      写真中央にあるのが、壊れたパソコンから取り出したHDだ。
      その上部に2本のコードがあるが、左のはHDの電源線で、右にあるのがHDとパソコンを結ぶケーブルだ。 そのケーブルは、写真左にあるパソコンのUSBコンセントに入ってパソコンに繋がっている。
      これで、左側のパソコンにその外付けHDとして、ダウンしたパソコンのHDが繋がったので、そのパソコンから、外付けHDが読み込める、となる。 舞台装置は整ったというわけだ。 結果を言えば、うまく読込み書込みが出来たというわけで、目出度し目出度しであった。
       
    • 結果
      日立製の"FLORA"は、中古で買って11年経つし、その前には数年使用されたと思われる。 推測だがその期間を4年とすると、パソコンも15年程度でダウンということに成る可能性があるとなる。
      従って、我々の歳を勘案すれば、経年劣化からのパソコンダウンは、可成りの確率で起こり得るとなる。 更に、パスワード忘れも考えられる。・・・これ、忘れるとパソコン開けないからダウンと同じになる。
      対策としては、バックアップをとることが大事だが、中にはとってない場合もあるだろう。 そんな時は、この外付けHDという方法、有効だと思う。
      だが、OSの違い、セキュリティーの問題などあるので、オールマイティー(万能)ではない。 でも、それがクリアーされる場合は、写真に写ってる電源線とUSBコードを用意すれば、簡単に読み書き可能になるから、安上りな方法ではある。
      私は10年前に買ったときは、セットで1,580円だった。プロに頼めば数万円(推定値)だろうから、試す価値はあると思い参考までに書きました。