タップに難儀
年取ると指先が肉厚になって、タップが正確にできない。隣の記号を押したり、長く押すと他の文字に変わったり苦戦した。
ある時、なにを間違ったか?自分でも分からないうちに、夜中に名古屋の姪に電話をタッチしたらしく困惑した。
姪だったからよかったが他人だったらと思うと穏やかでなかったろう。それから電話恐怖心に陥り、記号のタップに神経をとがらせている。
メールで誤字を訂正できないで送信し、訂正をして先方に謝ったりした。
スマホはスピードが早いため、字句の訂正を確認する前に送信してしまったり、年寄が陥りやすい過ちでもあろう。
スマホは、先指の細い若い女性の向きにできていて年寄向きにできていないと思いたくなる。スマホの形体は、片手で握りやすくするために幅がやや細目になる傾向にあると店員はいう。技術の進化に若者は追随できるが年寄はできない悲しさがある。一週間から十日位は、スマホに変えたことを後悔した。
HPで石井俊雄君の「ライトなスマホ」の写真で、「タッチペン」を見て、これだと思い近くのヤマダデンキに買いに行った。これでタップが容易になり大部分が解決した。また、初心者向きに無料講習会が毎日行われているので週二回位受けに行ってスマホ操作に慣れるようになった。