83歳爺のぼやき

石井ト
ご機嫌如何?
小生、このところめっきり体力の低下を実感しているところです。 昨日は、マイナカードをゲットしました。 また、コロナワクチン予約の封書が届き、5月10日以降、ワクチン接種を受けなくてはなりません。 そんなので、老後の平穏な生活とはほど遠いこの頃です。 その他、終活もあるし呆ける暇がないほどです。
終活は、粗大ごみ処分、移動手段改善、格安スマホのゲットなど、頭痛い難問だらけ。
詳細を書くと次の通り。
  1. 粗大ごみ処分
    人間、83年も生きてると、色々な物が貯まります。 それが、狭い家を埋め尽くしていて、新しいものが入らないほどです。 それで、一年発起して断捨離を始めた次第。
    そんな中、襖戸の紙を剥がしたら、古い葉書が出てきました。昭和51年8月12日の消印がある母からの葉書で、自分の近況を伝え、 勇ちゃん、康ちゃん、伸ちゃんにもよろしく〜と、母にしては茶目っ気な言葉で終わっていました。なお、この3ちゃんは私の息子のことです。 ・・・懐かしか〜!でしたね。もう亡くなって18年近くになりますが、今でも母が生きてるような気分になれました。
    そんな思わぬ喜びもありますが、断捨離って悩み尽きない果てしないもので、遅々として進みません。 狭い家が恨めしか!です。
  2. 移動手段改善
    最近、体力が落ちて、サイクリングでの移動が厳しくなりました。前は、井の頭宅往復が毎日でも平気だったのが、今は中3〜4日欲しいというのが実感。 それに、その状態がいつまで保つか、自信ありません。 井の頭宅は少なくとも2〜3日に1回の水遣りが欠かせないので、何とかしないといけないのです。
    それで、仕方ないので車を検討中。 車の条件は、アシスト車で作業用向きで安くて燃費がいいもの。EVは今のところいいのがないので、軽を検討中。
    問題は駐車スペースの確保。そのためにも、断捨離してスペースを確保したいわけです。 息子や家内はいい顔しませんが、千万人と言えども我行かむの心境でいます。・・・呆けてなるか!
  3. 格安スマホのゲット
    小生、スマホ持ってましたが、今は解約して目暗の状態。
    スマホやると言っても、家内とのやり取りと、たまにネットが見れればいいというレベルのものだから、格安スマホで十分。
    そんなしてたら楽天ので、いいのがあったので、注文したら、ルーターの在庫切れとのこと。 ・・・私のような通信量の少ない向きには興味が無いのかも知れないが、もう少し様子見るつもりです。・・・神経疲る〜!
以上が、今現在の83歳老たる私のぼやきです。
去る3月1日、法務局に自筆遺言を預けたので、これで終活は峠を越えたと思ったら、どっこい、まだまだ出てきました。3個も。
最近思うのです、朝起き上がるのが億劫でこのまま寝ていたいと。 だが、そうしたら楽かと言えば、黙って寝てるのも退屈だろうと思うのです。だから、えいやっ!と声をかけて起き上がり、50肩の肩痛を堪えて色々仕事をします。 家内は家の内側のジョブを、私は外向き一切のジョブを。・・・辛い時は、関の弥太っぺの有名な台詞を思い出しながら。
「・・・この娑婆には辛い事、悲しい事がたくさんある。だが忘れるこった。忘れて日が暮れりゃあ明日になる。…ああ、明日も天気か」。
この忘れることが一番の難題。
言うなれば断捨離は思い出との決別、だからついぼやきたくもなるのでせう。
最後に、何か思い出を誘うような音楽がないかと思いYouTubeを探したら、いいのが見つかったので、リンク張っておきます。 曲は、1938年ドイツで発売された「リリー・マルレーン」(Lili Marleen)で、第二次世界大戦中に流行したドイツの歌謡曲だ。 1938年と言えば、昭和13年、我々の大半が生まれた年でもあるので、昔を偲ぶにはいいのではないかと思った次第。
聴けば、流石、バッハやベートーベンを産んだ国だけのことはある素敵な曲だと思う。 わが国の曲とはどこか基本レベルで違うような気がする。わが国のは恨み辛みの惨めったらしい曲調になりがちだが、 ドイツのは、淡々とあたかも他人事のように事態を語り、しかもどこかロマンティック、というところだろう。要するに作詞の視点が自分ではなく第三者の目で書かれるようである。 和声のハーモニーがいい。何回聴いても飽きないようだ。コーラスの発声が軽くしかも揃ってるのがその素だと思う。日本語は母音が多いだけ発声がきつくなり、結果、ハーモニーが重くなるのではないだろうか。
では聴いてみよう、ここをクリックのこと
ドイツ語だから、意味不明。桑原もいないし。仕方ないので、リリー・マルレーンのウイキペディアにリンク張っておくので、ご覧ください。 ドイツ語歌詞と和訳も載ってるよ。 ここをクリックのこと
この曲のオリジナルはララ・アンデルセンのだ。今から10年程前にもこのララ・アンデルセンので取り上げた記憶がある。 今回のは、画像はマレーネ・デートリッヒのものだが、曲はコーラス版で、どこからとったのか不明。もしかしたら、戦時中のラジオ向けのコーラス版なのだろか? デートリッヒのより色気のないのがいい。この曲が明日をも知れない前線兵士の胸を打った所以だと思う。ドイツ軍兵士だけではなく連合国軍兵士にも人気があったそうで、ユニバーサルな曲である。
凄く音楽性のある名曲だと思うから、オリジナルのララ・アンデルセンのでも聴いてみよう。ここをクリックのこと
こっちのもいいね!・・・デートリッヒバージョンのよりいい。聴く人に媚びてない分が。
このコーラス隊の透き通るようなサウンドがどうしたら生み出せるのだろう。小生、日本人のコーラスで聴いたことない音だ。 テレビで人気のコーラス隊でも、何所か濁っている。・・・何が彼我を分つのか、知りたいものだ。
 
 
 
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