83歳爺の発見

石井ト
歳はとっても、毎日を楽しく暮らすことが大切なのは、老若男女をとはず、共通の価値観だろう。
それで、5月28日から、軽の自動車をゲットして、体力に低下に抗っているところだが、昨日、面白い発見をした。
車に付いてるカーオーディオの前面に、「AUX」と記された口穴を発見したのだ。 AUX端子についてウイキペディアで調べると、
AUX端子とは、外部機器を接続し音声信号を出入力する端子のこと。 「補助」「予備」などの意味の英語 auxiliary(オグジリアリ) の略で、一般に入力端子をAUX IN、出力端子をAUX OUTと表記する。
とあった。なお、詳細はここをクリックのこと
それで、スマホに記憶している拡張子がMP3の音楽データが、このカーオーディオで、再生できるはず!と気がついた。
早速、スマホのイヤホンジャックに、両端がイヤホンジャックのケーブルの片方を差し込み、反対側のジャックをカーオーディオのAUX端子に差し込み、 スマホで「Play Music」を起動すると、カーオーディオから、選んだ曲が流れてきた。 しかも、音もいい。小生、スマホをオウークマン的に使って音楽を聴いていたが、音をスマホの小さなスピーカーから聴くので、 音はイマイチだったが、このカーオーディオの音なら、段違いにいい。世の中進歩したものだ。時間と共に歳とるのは嫌だが、このような技術進歩は有難い。 複雑な心境だ。
以上で、スマホに記録した音楽ソフト、具体的には拡張子がMP3の音楽ファイルが、「AUX」端子を通して、車中で再生できることがわかった。 だが、スマホに記録した音楽ソフトの部分が問題。どうやって音楽ソフトをスマホに記録するか?という疑問が湧く。 その点、小生は、MP3に変換する機能をもった音楽プレイヤーを使っている。 また、ネットで調べると、無料の変換ソフトもあるようだ。・・・スマホショップや家電品の店などで、訊いてみたらもっと分かるだろう。 この方法が分かれば、YouTubeから、音楽ソフト(拡張子がMP3の音楽ファイルのこと)が手に入ることになり、老年の過ごし方に、 楽しみを加えることになるだろう。
01
写真の上部にある装置がカーオーディオ。下にあるのがスマホ。 スマホのイヤホンジャックに、ケーブルの片方を差し込み、カーオーディオのAUX端子に差し込んである。
何を聴いているかと言えば、去年の7月4日に掲載した『毎日新聞「余禄」より「ネジバナ」』で紹介した"Rivers of Babylon"だ。 再度聴くならここをクリックのこと
・・・この曲聴けば、スピードが上がりそう。用心!用心!
 
02
スマホのアプリメニューの画面が写ってるが、その画面の右下の「Play Music」をタップし、出てきた音楽曲名から聞きたい曲を選んで、開始を押すと、 カーオーディオから、素敵な音が流れる。これで、単調な運転作業から聊かの逃避が可能になるといいうわけだ。
既に、ご存じだと思うが、紹介してみた。こっちの遅れを暴露する危険を冒すことになるが、黙っているのも罪なので、敢えてやりました。 小生、スマホと云っても、家内とメールや音声通話する程度。だから、ビジネスユースの経験ないし、入る情報も少ないので、多分、 相当遅れているというのが実状だろう。 だから、何か情報あったら教えて欲しい。
 
以上だが、一つだけ加筆しよう。それは、ウイキペディアにもあるように、「一般に入力端子をAUX IN、出力端子をAUX OUTと表記する」とある。 この車の場合、「AUX」としか書いてないので、INかOUTか分からない。それで、この端子にイヤホンを挿して、音が聞こえるか試してみた。 結果は聞こえなかった。即ち、この車の「AUX」は「IN」だったことが分ったのだ。 確かに、車の中から外に出すオーディオデータに、何か使い道があるかと言えば、一般的には無いだろう。だから、AUX OUT端子は不要と判断されたと思われる。 その点、この車は素晴らしい。
日本人は、器用にいろんな機能(アクセサリー)をつけたがるが、車は移動手段という基本機能を満たせば、後はエコで安全であればいいと思う。 一人の人間を運ぶのに、凡そ1トンもの鉄の箱が要るなんてのは、不自然な気がする。とは言え、年寄には体力低下をアシストする移動手段は欠かせない。 自動車と自動車運転免許はそのために欠かせないツールだと思う、楽しみのためではなく動物としての基本機能である移動のためにである。 そのように考えると、車と靴は似ている。歳とれば、靴捨てるかと言えば、誰しもノーと応えるだろう。基本的にはそれと同じこと。
日本人の発想は、基本的には「人力主義」だと思う。今度のコロナ禍でも、個人に対し、人流、振舞いを規制することで、乗り切ろうとし、それ以外の発想は無かった。 一方、西欧人は、それに加え、道具の開発という発想をした。道具とはワクチンのことである。
高齢化現象に対しても、「人力主義」的発想に終始しているのではないだろうか。 免許返上なんて対策を思いつくところがそれを示している。 老人を車から遠ざけるという発想ではなく、道具(ツール)の開発という発想をしてもらいたい。道具とは、「自動運転」のことである。
押並べて言えば、「問題解決の方法として、人力主義に走るのではなく、道具(ツール)の開発という発想が欲しい。」となる。 この乏しい発想力、何とかならないものだろうか!・・・アイディア庁でも作り目安箱を置いたらいいかもだ。 ・・・だが、これも恐らく駄目だろう。役人は、基本的には紙に書いてあることしかしないから。だが、金を握っている。 だから、上手く誘導すればいい結果が期待できるはず。・・・誘導の有力な方法は接待のようだ?
 
 
 
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