83歳爺とフェイクニュース

石井ト
ご機嫌如何?
小生、相変わらずコロナの渦中でもがく毎日です。
さて、最近、ネット社会の発展と共に、嘗ては限定的だった嘘(フェイク)の影響も、大きくなってるやに思えます。 そんな中、一週間ほど前の6月1日の毎日新聞朝刊「火論『今どきの情報操作』」の中の記事に目が留まりました。 だが、多忙で、つい置き去りにしてましたが、少し時間ができたので、その新聞を、古新聞の山からマイニングし、一部抜粋してみます。
それによると、米コロンビア大などで情報操作について研究するクレア・ウオードル氏によると、 フェイクニュースには三つのタイプがある、としてそのタイプを次のように紹介しています。
  1. 悪意ある偽情報(disinformation=中傷など)
  2. 悪意のない偽情報(misinformation=間違い)
  3. 不完全情報(malinformation=一部事実を含むので信頼され拡散されやすい)
更に、「因みにある調査によれば、人は繰り返し同じ情報に触れるとその内容を信じやすくなるという。」とも書いている。(これって、洗脳のことだよね。)
以上が、「火論」からの抜粋だが、フェイクニュースと洗脳、気を付けて老の途を進みましょう。 特に要注意なのは3の「不完全情報」。意図的なら未だしも人間性が感じられるが、確信的なら救いようがない。論拠にファクト(事実)がないからだ。
私も自戒と注意で余生を送りたい。
ボブ・ディランの「風に吹かれて」が思い出される。ちょっと悪戯して加筆してみよう。
How many fake news comes out of the mouth
どれだけのフェークニュースが飛び交えば
Before they're sleep in the bed
人は満足するのだろう
The answer my friend,is blowin in the wind
友よ、答えは風に吹かれている
The answer is blowin in the wind
答えは風に吹かれている
ボブ・ディランの「風に吹かれて」をカバーした"Jessica Rhaye and the Ramshackle Parade"ので聴いてみよう。 ここをクリックのこと
このグループのリードヴォーカル、ジェシカ・ライエって人の声いいね。軽い発声が素晴らしい。 "Ramshackle Parade"は、「がたがたの行列」と言うような意味。だから、全体では、「ジェシカ・ライエとがたがたの行列」となる。 カントリー系のミュージッシャングループのようだが、ベースはしっかりしてるよね。
日本語歌詞の場合、この軽い発声が難しいのかも知れない。母音が多いから。だから、喉を使って振り絞ったような発声となるのだろう。 この喉使い、聴いているとこっちまで苦しくなる。だから、演歌は嫌い。人間は感動したら自然に感動の声が出るだろう。 その際、声は自然にでるはず。喉を絞って振り絞るような声にはならないはず。だから、感動の声は喉を解放した形で出、喉をしぼるのは苦しい心を源に発せられる声、だと思う。 ただでさえ苦労の絶えない浮世にあって、音楽まで、苦しそうに歌うなんてナンセンス。だから、軽い発声がいい。
 
 
 
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