ハイテク家電品に挑む

石井ト
実は小生、10日ほど前、テレビの録画・再生が出来なくなった。 必死の形相で、リモコンを押しても、「ハードディスクにアクセスできません」と出て、見れないし書けないのだ。 テレビは、2010年に買った日立の録画・再生機能内蔵の37インチハイビジョンテレビ。 録画・再生ができないだけで、見るだけなら十分な状態ではある。
だが、録画・再生の愛好家である家内が、それでは困るというので、新しいのを買うことにした。 方法は3つ。
  1. 録画内臓型のテレビを買う。
  2. テレビとレコーダーの両方を買う。
  3. レコーダーだけ買って、今のハイビジョンテレビに付ける。
評価
  1. 上記の1は、機種が少なく、好みが制限される。
  2. 上記の2は、4Kが見えていいが、高価で消費電力が多い。概ね、4K対応のテレビは、40インチ以上の画面が必要なため、 消費電力が今使ってるテレビ(80ワット)の倍ほどになる。まして、50インチとか60インチともなると大きな電力が要る。 その場合、恐らく今使ってるテレビの3倍以上ほどになるだろう。こんなのを使っては快適な老年時代を生きることができない。 つつましくではなくエコな生活が望ましいのだ。
  3. 上記の3は、レコーダーだけ買えば比較的安いし4Kも見える。テレビがいかれたら4K対応のテレビだけ買い替えればいい。 レコーダーだけなら消費電力が30ワットだからテレビと合わせ110ワットでエコな運用が可となる。
斯くて、老年時代向きなのとして、上記の3を選んだ。
物は、シャープのAQUOS 4Kレコーダーにした。価格は、ネットでケーブル等の付属品も含め買って5万円半ばである。
注文したのは、昨日の13時ころだが、今日の11時過ぎころには着いた。早いので吃驚したが、早速、テレビに取りつけ、四苦八苦の結果、 先ほど動いてくれた。リモコンもサクサクと動いている。
家電品もハイテク化が進んでいて、昔のように電源入れれば動くというものではなくなったし、 何と云っても、どれを買うかの選択が大変。息子に頼めばと思うが、それも面倒。 それで自分で下見したりして決めたのだ。
それで、ここ10日間ほどは、老人生活から快適と気儘には程遠い生活をした。 これからも、いつまでハイテク家電品に挑むことが出来るやら、脅威の老年時代が続く。永遠ではないのが唯一の救いかも。
追記
旧いテレビと今のテレビの大きな違いについて追記しよう。
それは、前者の場合、テレビ側がチューナー(チューナーとは、テレビ放送やラジオ放送の信号から映像や音声を抽出する装置である。) を内蔵していて、レコーダーもテレビ側が内蔵していた。
それに対し、今時のテレビは、レコーダーがチューナーを内蔵していて、 テレビはレコーダーの傘下に置かれた表示装置に過ぎないという点が大きな違いだろう。 どうしてそのような構成になったかは知らない。多分、その方が複数の表示装置がセットできるし、 パソコンやスマホも繋げたネットワーク化が可能になるからだろう。 要するにシステム化というわけだ。昔単品今システムってわけだ。
 
 
 
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