戦後70年の思い出特集

”懐かしい昭和”(2)

H28/3/26  さがん
早朝4時、眼が覚めそのまま起き出し、独り静かに居間でTV録画再生。昨年暮れに録画撮り置きしておいたBSジャパンの「懐かしの昭和メロディー」を観た。
昭和は正に「歌は世につれ世は歌につれ」を地で行った時代だったと思わずにいられない。
番組中に登場したタレント達が語る歌に纏わるその時々の逸話や四方山話などは、正に昭和を伝える生きた歴史であり、昭和が蘇る。
因みに、ゲストタレントは芳村真理、西川きよし、小松政夫、石倉三郎、ジュリー藤尾、大津美子、石田純一、 大場久美子など。
戦時歌謡も紹介された。 長崎物語(・・・じゃがたらお春)、夜霧のブルース(ディックミネ)、支那の夜、 夜来香などなどいつ覚えたのだろうか、殆ど知っている歌ばかり。軍歌だって沢山覚えている。
繰り返しになるが、戦後70年は、物心ついて記憶が鮮明になる小学校入学の年から始まった。 その後生まれた歌は、その時々の時代の写し鏡のようだ。
私にとって、「戦後70年の思い出」の多くは、 「懐かしい昭和」の思い出に重なっている(vs平成の時代は25年経つが)。
若いころは、フォークソング、シャンソンやポップスなどに親しんだこともあったが、 懐メロに接するケースが多いこの頃です。
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長崎物語
石井俊雄
この曲、よく知ってるつもりでいたが、桑原君の書き込みを見て、改めて誰が歌ってるのか音源を探してみた。
数名の名前があったが、作曲されたのが昭和13年ということから、2人の女性歌手が浮かびあがった。 一人は、由利あけみ、もう一人は斉田愛子だ。
聴き比べて、自分の耳が憶えている音と近いのはどちらかを調べてみた。
結果、どうやら斉田愛子が私の記憶にある音と近いようだった。
斉田愛子は、カナダ生まれの日系二世だ。若いときイタリヤなどで、音楽教育を受けたようだ。
声は素晴らしい。聴いてみますか、ここをクリックしてください
音が合ってますよね。発声も自然だ。自然というのは喉を使はないということ。
小節は喉を使って音をクルクル捏ねくり回すから嫌いだ。
流石、イタリア系声楽の片鱗が窺えると思う。
由利あけみのは、声の質もさることながら、音が少し下がっているのではないだろうか。32分の1音ほどだが。 少なくともピッタシではないと思える。その分、聴いてもすっきりしないようだ。
(2016/3/26 15:40)