戦後70年の思い出・所感 特集

思いつくままに(]X)

H28/1/3  野中 進
明けましておめでとうございます。年末年始無聊に時を過ごしていました。
今年は何とか騙しだましですが、健康を取り戻したいと祈念しています。
思いつくままに表題]Xを送ります。
兄からのお下がりものの三輪の、車壊して泣きべその吾 (野中しん)
(溶接部分がポッキリ折れた。兄は村雲幼稚園に通っていたが、吾は戦争が激しくなり行けなくなった)
バリカンでとら刈りされし遠き日よ、ふさふさの髪今ぞ恋しき (野中しん)
多布施川土手を辿れば川風が、いと涼やかに後を押すなり (野中しん)
風邪をひき無理して飲んだセキサール、母の手のひら時に思ほゆ (野中しん)
憲法の九(く)条ゆえ拉致されし、同朋救う手立てさえなし (野中しん)
(9条には「国の交戦権は、これを認めない」とあり、近隣の無法国家より蹂躙されても指を咥えて見ているだけである。 国連加盟の192カ国中、交戦権を認めていないのは、日本だけでとても独立国家とは云えないと思う)
この世界何年永久(とわ)に続けども、君は再び生まれ来るなし (野中しん)
(残る余生を大事に行きたいものですね)
本文は、小生宛メールの形をとっています。
また、括弧書きは、作者による短い解説文です。(HP管理者)
コメントはこちらへメールして下さい。その際、文中冒頭に「HPコメント」と記して下さい。 Email
 

<コメント欄>   当欄は上記のメールをコメントとして掲示するものです。