直塚基君の訃報に接し

桑原峰征
直塚君との出会いは、70年前の小学2年生。
私は、昭和20年敗戦の年に前橋大空襲で家を焼かれ、21年の6月に母の故郷・神崎仁比山の親せきを頼って転居。
直塚君とは、転校生同士だったせいか仲良くなり、よく野原で遊んだ記憶がある。
私は、一年余りで佐賀の付属小へ再転校。その後は彼とは、全く会っていない。その後仁比山小学校時代の記憶は殆ど消え、 友人に苗字は思い出せないが“もとい”君という友人がいたな位程度だった。
長じて、佐賀の旧友との付き合いも深まるにつれ、佐賀高校同窓生に神崎出身の直塚基君在籍しているとの話を聞き、 つてを頼って彼とのメールを介しての交流が始まった、20年前ごろからだと思う。
彼とは、一度会おうと何度か約束したがタイミングが合わず、近年は病気がちなどで結局合わずじまいになってしまった。
国破れて山河在り、そんな仁比山の自然の中で唯一仲良く遊んだ竹馬の友、再会の約束を果たせぬまま逝ってしまった
合掌
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