杏子(アプリコット)

H29/6/21
石井ト
今日は夏至、先ほどまで梅雨の雨でしたが、もう、4時過ぎですが、薄日が射してくるほど回復しました。 昼の一番長い一日、ずーっと雨だと落ちこみそうだが、何とか薄日が射してくれて有難いところです。
それで、気をよくして、去る17日に獲った杏子の写真を掲げることにしました。 掲載部門は「野菜日記」の枠。野菜ではないが、果樹は農業の中でも主要な分野なので、拡大解釈してこの枠に掲載しました。
よかったらご覧ください。
道路際に立つ杏子の木に実がなってる様子です。・・・実はこんなに生るのは、この家に越して以来初めてのこと。ちなみに去年は2個、一昨年は4個でした。
理由は簡単、去年の秋、杏子の傍に生えていた牡丹の株を根引きして鉢植えにしたこと。それで、杏子の木の根が自由を得て、実が増えたものと思います。
同じ木を別のアングルで撮りました。
半分ほどを水で洗ったところ。自然に生ったものなので、形はバラバラです。
まだ青かったのは残しておきましたので、明日にでも、獲るつもりです。鳥に先手を打たなくちゃ!獲った杏子はジャムにします。甘酸っぱくて美味いですよ。
私の住んでる青梅市は、ここのところ「ウメ輪紋ウイルス」(プラムポックスウイルス)にやられ、数年前から本ウイルスの早期根絶に向けて、 感染樹特定調査及び感染樹処分の対策中です。 対策の対象は、ウメ、モモ、スモモ、アンズなどで、この木も、数年前から、毎年、葉っぱの検査を受けています。幸い、この木は感染していませんでした。
今、丁度、今年の調査が始まっています。私のとこにも、近いうち、葉っぱを数枚、確か7枚だと思いますが、ピックアップしに来るはずです。 このウイルス、日本では、2009年に初めて東京都青梅市の吉野梅郷で感染を確認しました。ウメで感染が確認されたのは世界初だそうです。 世界初めてはいいが、有難くない初めてもあるのですね。 なお、このウイルスが最初に発見されたのは1915年にブルガリアでだそうです。
なお、このウイルスはアブラムシが媒介するとか聞いています。だから、木を切り倒しても、土壌から媒介する虫がいなくなるまでは、木を植えられないそうです。 潜伏期間ということですね。 ちなみに去年は青梅産の青梅は品薄で買えませんでした。我が家の梅酒製造に支障がでたことでした。代わりに使ったのが柘榴です。 これ、美味いですよ、ブランデーが合うようです。少し高いけど。こちらはよい方の新発見でした。
今年も品薄の心配があります。スーパーでも青梅産青梅、見ませんから。埼玉県越生産の青梅も梅酒にはいいそうです。 でも、今年は春からずーっと雨が少なかったので、多分、品薄でしょう。南高梅は出回ってますが熟れてるから梅干し用にはいいようです。梅酒は青いのが向いてるそうです。 知り合いの元八百屋のご主人から聞きました。
杏子ジャム、梅酒、柘榴酒など、手近な果実を使った手作りの食べものには味以上の味と楽しみがあると思います。
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