梅酒仕込み

H29/6/24
石井ト
今年もついにやりました、梅酒の仕込みを。
実は、昨日、井の頭宅にほぼ8年振りに生った梅をちぎりました。 家の建て替えの影響で、梅が弱り、おまけにキノコが生えたりして、梅が実らなくなっていたのです。 しかし、去年、思い切って大々的に枝をカットし、更に毛虫対策にスミソン剤を散布したりした所為だろうが、今年は久しぶりに実が生りました。 この木は、昭和29年に建てられたとき以来、ここに生えていた木なので、もう、樹齢が60年余の古木だし、2年ほど前、植木の専門家に診てもらったところ、 梅はキノコが生えてるし、樹齢が50年以上なので、数年で枯れるでしょう、と言われていたものだから、結実は諦めていました。
それが、珍しくも結実してくれたので、喜んで聊かの慄きを感じつつ、摘んできました。
また、昨日は図らずも、夜帰宅したら、隣の方に青梅産の青梅を頂いていました。 その上、帰宅した途端、佐賀の妹から電話で、夫がかねて入院していた病院から退院したとの知らせがあり、更に、別のお隣りさんですが、そこの奥さんも、 急病での入院から10日振りに退院されたことも聞くことができ、目出度い一日となったのです。
梅の木については、縁起でもないが、猫が死ぬときは、最後のご挨拶に飼い主にすり寄ったり、寝床に入って来たりするということもあるものですから、 喜んでばかりはいられませんが、妹の亭主については、小生、入院の一報に接して以来、仏前で、毎朝、治るようにと祈っていましたから、若しかしたら、 それが効いたのかも知れないと思ったりしています。 兎に角、この歳になると、引き算の話ばかりですので、足し算の話は大歓迎。
そんなだから、つきの切れない内にと早速、梅酒に仕込んでみました。 その様子を写真に撮りました。 掲載部門は「野菜日記」の枠。野菜ではないが、果樹は農業の中でも主要な分野なので、拡大解釈してこの枠に掲載しました。
よかったらご覧ください。
手前左が梅干しにする熟した梅。井の頭の古木産です。約0.9kgです。
手前右が梅酒に漬ける青梅。井の頭の古木産です。約0.6kgです。
奥のは、隣人から頂いた青梅産の青梅。約1.9kgです。 バイト先の広い敷地に生えてる梅の木から許されてゲットされたそうです。 選り取り勝手とのこと。青梅らしい大らかさが面白い、ですね。 なお、今日現在スーパーでは青梅産の青梅は無いです。南高梅のは売ってました。1kg880円とか書いてありましたが。
向かって左が、井の頭の古木産の青梅約0.6kg、ブランデ−VSO 640ml、氷砂糖400gで漬けた梅酒です。
向かって中央が、お隣から頂いた青梅産の青梅約1.9kg、サントリーの果実酒用ブランデ−VO 1.8l、氷砂糖1kgで漬けた梅酒です。
向かって右が、井の頭の古木産の熟成の梅約0.9kg、塩180gで漬けた梅干しです。上に載ってるペットボトルは重しです、合計で3本乗ってます。 中身は水なので、合計1.5kgほどの重しとなってます。
なお、左端に写ってる黄色の梅は、鉢に活けて芽を出すようにしたいと思ってるものです。 10粒ほどあります。この古木の梅は味が良いので、できればその子孫を残したいと思っています。 小生の推測では、この木の種類は、白加賀だろうと思っています。
白加賀をネットで調べると、「 関東地方に多く流通している青梅で、サイズは25〜30g程度。果皮は淡黄緑色で、肉厚で緻密です。 旬は6月中旬からで、用途としては梅干しや梅酒、梅シロップなどに向いています。」 とのこと。見当では加賀とつくのだから石川県の発明品かと思ってましたが、外れのようです。
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