故筒井昌子さんを偲ぶ
2018/11/1 石井ト
|
|
告別式で祭壇に飾られた故筒井昌子さまの遺影です。
ご遺族さまからご提供頂いた画像を少し縮小してそのまま掲示いたしました。
|
去る10月21日、筒井昌子さんが急逝されました。
告別式が10月28日にとり行われましたので、小生、最後のお別れに参じてまいりました。
その式の一環として、「故人様の思い出のお品です。どうぞお手にとってご覧ください」として、
多くの品が展示されていました。その中の幾つかを写真に撮りましたので、故人を偲んで掲載いたします。
また、式の最後のご主人様からのご挨拶などから、故人の人となりなどをご紹介し、私の追悼文を付して故人を偲ぶことと致します。
良かったらご覧ください。
01
|
|
「佐伯泰英」、「上田英人」、「藤井邦夫」などとあります。時代小説がお好きだったようです。
|
02
|
|
茶道のお道具です。
|
03
|
|
竹芸の作品です。故人の作です。完成してないのもあって面白い。まだまだ発展途上を思わせるから。
竹芸と言えば、平成23年6月23日(木)、
日本橋三越本店の6階で催された三代池田瓢阿還暦記念と銘打った展覧会を観に行った記憶が蘇りました。
その時のレポートをマイニングして探し出し、リンク張っておきます。
良かったら、ご一覧ください。
ここをクリックして下さい。
|
04
|
|
ボーリングで投げたところのワンカット。多分ストライク、を思わせるエンディングポーズだ。
|
05
|
|
バドミントンのラケット。聴けば、バドミントンの最中に倒れられ、病院に担ぎ込まれたが、そのままだったとのこと。
意識してお持ちになった最後の品だろう。
|
06
|
|
ゴルフ道具だ。
|
07
|
|
故人描く水墨画。
以上、多彩な才能と趣味を持たれていたことが分かる。体育系と室内系が混在するところが面白い。
|
式の最後にご主人様からご挨拶がありました。
その中から幾つかを列記します。
- 生前から生命維持はしないと言われていたこと。
- 性格としてのきっぱりした性格通りの最後を迎えられ幸せだったと思うこと。
- 独身時代は、アメリカ横断やモントリオール万博など青春を謳歌されたこと。
- 佐賀で生まれ佐賀高校ではソフトボールをされたこと。
- 大阪では大和紡績でバドミントンをされたこと。
- その後は、茶道、華道、謡曲、竹芸、水墨画、ボーリング、ゴルフ、葉隠フォーラムに参加、などをされたこと。
- 無宗教でと願っておられたこと。
- 決断力に富み、キッパリとした性格で、周りの人たちに頼られる存在だったこと。
- 誰に対しても真正面から取り組み太陽のように包み込む存在だったこと。
- 皆様のご友情により充実した人生を全うできたことを親族を代表して感謝するとのこと。
追記:
過日、ご主人様に本記事の掲載についてご了承頂くべくお電話させて頂いた折、
家内の若いころについては最近初めて知ったことが多い状況です。ご参考までに、として
- ソフトボールは中学からやっていたそうです。
- アコーデオンで歌の伴奏を器用にやっていたそうです。
- 男子生徒に恐れられ、昌男とあだ名されていたことがあったようです。
とのコメントを頂きました。あだ名がふるってますよね。筒井さんらしい!
追悼
私なりに故人を偲んで、一言申し上げれば、「気っ風のいいお姉さん!」という感じでした。
私がその死を知ったのは、22日、永渕君からの電話でした。
彼の声は何時になく強ばっていて、曰く「筒井昌子さんが亡くなられた」とのこと。
私は一瞬、「誰?」と、回転の遅い我が頭をフル回転させました。
ですが、私が知ってる筒井さんは、あの筒井さん以外には無かったのです。
それで永渕君に言いました、「あの筒井さんか?」と。
答えは、今まで聞いた中で最大級の冷酷な言葉、「そうだ!」でした。
3日前に全陶展観覧で会ったばかりなのに・・・と絶句。
今にしては、
スクラッチ 我に教えし 友逝きぬ
儚きものよ 人の命の
です。
惜しい人がまた一人旅立たれました。ご冥福を祈ります。
コメントはこちらへメールして下さい。その際、文中冒頭に「HPコメント」と記して下さい。
メールはHP管理者へメールしてください。
<コメント欄> 当欄は上記のメールをコメントとして掲示するものです。
コメント
桑原峰征
筒井さんの突然の訃報、私も絶句! 何が起きたか想像もつきません。
樹木希林が生と死は日常と言っていたようですが。
ご冥福を、合掌。(2018/11/03 09:25)
コメント
近藤弥生
筒井さん急逝の知らせに、ただただ驚いています。11日の同窓会では溌剌とスピーチされていました。お会いする度、スゴく健康的な日常を過ごしていらっしゃるご様子が伺えました。賢い方だと感じていました。とてもショックです。皆に会って心を通わせてあの世に旅たたれたのですね。羨ましい逝き方かしら。
何のご病気だったのでしょうか。
淋しい気持ちですが、心よりお悔やみ申し上げます。(2018/11/02 15:06)